7月13日(金)晴れ。

夕方会社にいると、突然よーこちゃんからお誘いの電話が入る。
なんでも軽井沢で皆が書いてくれた、私と夫へのお祝いの寄書きを渡したいらしい。
中間地点のお台場で落合うことになり、お互いイチゴとスタ子で集合することにしました。 スタ子を取りに行って、スタ子に乗込む。 スタ子とイチゴちゃんの初対面である。 風はぬるいので、オープンは帰りにしよう・・・。

最初は順調な走りだったのが、もうちょいで13号地出口なのに料金所からピタッと渋滞にはまってしまう。 くぅ〜・・・よーこちゃん待っててねぇ〜。 どーにかお台場に到着して、よーこちゃんに電話してみる。
「おぉ〜、いたいた。 イチゴちゃんだぁ〜!」
髪の毛、切っちゃったんだぁ〜? 誰だか分からなかったよぉ〜。 でも、相変わらずかわいらしくて羨ましいわぁ〜・・・(あっ、今おばさん入った?)。

アクアシティの駐車場に車を停めて、よーこちゃんお気に入りの五右衛門で食事をすることにしました。
最近いろんな事件があったりしていて、そんな話とかお互いの過去の男の話とかで盛り上がっていたらあっと言う間に閉店の時間になってしもうた! う〜ん、これからなのにぃ〜!!! まぁ、次回に持越しっちゅーことで?!

さて、帰りはオープンだよスタ子! 楽しく走ろうね♪
名残惜しいが駐車場を出て、初対面なイチゴちゃん&スタ子を並べて写真撮影。 撮影スポットを探して二台でランデブー。
「う〜ん、女性オーナーと初めて走るなぁ〜。 なかなか、いいかもね! むふふふ。」
ひゃあ〜、メチャ風が強い! 三脚が飛ばされなきゃいいけどぉ・・・。

〜 軽井沢で出会った見知らぬトランペットふきなおっちゃんをふと思い出す (このネタは数人しか知らないだろーなぁ〜。 やっぱり風が強くて三脚倒したんだけどねぇ。 あれは、誰だったんだろーか? 今だに、わけわかですぅ)。 〜

三脚は倒れずに、何枚か撮ってたけど上手く撮れているかなぁ〜。
「じゃあ、気をつけてね・・・」
「あっ、原さん、これっ!!!」
と、その時に一番の目的な色紙を渡すことに忘れていたことに気がつく。 にゃはははは!
「おぉ、皆のありがたぁ〜い(?)お言葉が書いてあるぅ。 まぁ君まで書いたんだぁ?」
真中には、よーこちゃんが書いてくれた夫と私の似顔絵が・・・。
嬉しいねぇ〜、こんなにお祝いしてもらえてさぁ。 そう思いませんか?夫ぉ?
やっぱり、世界一の幸せ者は譲れないわ! 夫にも、早く見せてあげたいわぁ〜・・・。

そして、お返しといってはちゃちいんだけどぉ・・・・私のお気に入りなキャラな"パンシェル"イチゴバージョンのデカ縫い包みを手渡す。 いらない人にとっては、ただのゴミなんだけどなぁ。 しょーもないけど、イチゴに化けてるパンシェルだからあげたいなぁ〜って前から気になっていたんだよねぇ(パンシェルとは、背中に羽根が生えてるパンダである)。 でも、よーこちゃんはどーにか気に入って(?!)くれたようです。 そんなんだけど、かわいがってやって下さいネ。
「じゃあ、今度こそ気をつけて!」
二台で走り出して、交差点で反対方向へ・・・。
「ばいばぁ〜い! ありがとうねぇ〜!」



私はそのまま高速に乗って、ちょっと遠回りして帰ることにしました。
BGMは、松たか子の「コイシイヒト」。 なぜか、この曲を最初に聞いた時に夫の顔が浮かんだ曲である。

私一人の卒業式の始まりです。


コイシイヒト

逢いたくて逢えなくて 何度も受話器を置いた
永遠に永遠に この胸の中

交差点の向こうに、貴方の顔見つけた
変わらないその瞳 一瞬時が止まる
恋人でいるよりも 友達として傍で
笑いあえてるだけで
いつもそれでよかった
もしあの日、 ah、その想い
あの人に伝えたら 何か変わっていたの

ものすごくものすごく
恋しい人の名前は
永遠に永遠に この胸の中

逢いたくて逢えなくて 何度も受話器を置いた
永遠に永遠に この胸の中

暖かい暖かい優しい光の中で
偶然にすれちがう 人込みの中
離れてゆくの

*JASRAC無届け! (大家注)


見慣れたお台場の夜景を後に、思い出に「バイバイ!」
羽田でも、いろんな思い出ありました。 あの時のあの人は元気かなぁ〜?!「バイバイ!」
川崎のアクアライン入口付近でも、誕生日に突然のバラの花束とかね。「バイバイ!」

空を見上げると、三日月が優しくスタ子を照らしてくれる。
携帯の待受け画面の笑顔な夫に見守られて、オープンでベイブリッジをくぐる。

右側には、みなと未来の夜景がキラキラ変わらない風景・・・「バイバイ!」
第三京浜に入り、都築のインターで終点です。「バイバイ!」


こうして私のいろんな思い、出来事、小さい頃から慣れ親しんだ風景、街に「バイバイ」して、夫の待つ広島という地へ旅立つ準備が出来ました。
なんせここから離れたことのない私は、夫のいる地にも行きたいが複雑な気持ちもある訳ですよ。 家でもおばあちゃんに、「久枝ちゃんは、もういなくなっちゃうのね?」とかポソっと言われると、やっぱり「うっ!」っときますよね?! 小さい頃から遊んでもらったり、いっぱいお世話になっている訳ですからね。
二度と会えない訳ではないのですが、やはり毎日顔を合わせていたのが急にいなくなっちゃうんだもん。 そりゃあ、いろんな思いが走馬灯のように頭の中をグルグル巡りますよ。

風は温く体にまとわりつくけれど、やっぱりオープンはやめられない。 スタ子の中でいろんなことを考えながら、いろんなことに向き合ってきた自分もちょっと誉めてあげたい気もしました(まだまだ、これからだけどね)。
スタ子に出会えて良かったよ。 素敵な出会いをありがとう。 これからも、宜しくね。



宮崎台の駐車場に着いて、卒業式は終わりと思いきや?!
「そーいやぁ、○落のおじちゃんに連絡してないなぁ〜」
そう思って某事務局に電話をすると・・・け、携帯なのに、約1時間?!
まぁ、いままで電話しなかったからしょーがないね?

5、400円也!

こーして、私の(人生の?)卒業式の第一幕はとじたのであった(98km)。





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