ぱ ぱ り ん の 事 故 (1)


  先に書いた「ゴルフ号」(車歴参照)で、突然横から飛び出してきたアコードに激突!ゴルフ号は右フロントのヘッドライトがわれてフロントスポイラーの角がちょっと潰れた程度。とても軽傷で済んだ。

  しかし、アコードはこちらの角が左フェンダーというか、タイヤの部分にヒットしてしまい、タイヤはあっち向いてるし、フェンダーは破れてボンネットの中のフレームは曲がってるしでどう見ても全損、事実全損になってしまったようだ。でも可哀想なことに買ってまだ1ヶ月の慣らし中だったらしい。

  で、事故時の処理は、こちらは幹線道路走行中で、相手はこ〜んな細い路地から飛び出してきたので、一方的に「あんたが悪い」と突っぱねた結果、それぞれ自腹で修理するということで示談におちつく。

  何故示談かというと、こちらは90km/hくらいスピードがでていてブレーキの後が長々とブラックマークを描いていた。自分も任意保険には入っていたが、ここで警察や保険屋を呼ぶと当然大変なことになってしまう。

  おりこうさんの塚ちゃんは、なかば脅迫めいた口調で相手の親父に向かって言う

「あんた、今警察呼ぶと免許危ないよ!俺は呼ばれても痛くもなんともないけどどうする?こっちは10km/h程度スピードオーバーしてたけど流れに乗って走ってただけだから、比率は9:1になるんじゃないかなぁ〜」

と平然といい加減なことを話し続ける。その時のこっちの車線は私だけのためにあるかのように前には1台の車もなく、「流れ」なんてものはそもそも存在はしていなかったのに、この親父は舞い上がっていて冷静な判断ができないようだ。夜ということもありブラックマークの存在にも気づかない。

  そんなこんなで、前述の通り自己負担の示談になったわけだが自分の修理代も思った以上に高く18万もかかってしまった。でも、たかが18万で済んだともいえた。ふぅ〜。


  ところが、話しは続き、先にゴルフはオーバーヒートによって永眠したと記載したが、修理屋さんも全く気づかなかったようだが、この時の事故でどうやらラジエーターに一部亀裂が入ってしまっていたようなのだ。修理後1ヶ月たった頃に突然エンジンからもうもうと白い水蒸気が立ち上り、その後は・・・。
といった結末を迎えるのであった。

  安く手に入れたゴルフだったので十分元は取っていたのだがとても寂しい思いをすることになってしまった。

教訓:人を騙しては(脅かしては)いけない。必ずいつか自分に帰ってくる。

ということを痛いほど知ることのできた事件であった。








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