「ラブレター編」



皆はラブレターって、どんな風に書くのだろう?
ふと疑問に思った。
私達の場合は、こんな感じ?!


〜 ひさかたの 天飛ぶ雲に ありてしか 君を相見む おつる日なしに 〜

〜 思ふにし 死するものに あらませば 千遍そわれは 死にかえらまし 〜

私から夫に書いたラブレターである。
万葉集の中から、その時の気持ちに近いものをハガキに書いて出してみた。
人の言葉を使った代用だけど・・・それなりに味があるかも?!
その詩の意味を私なりに解説して付けなければ、受取った側の解釈も想像してみると面白かったりしてね。

久しぶりに、万葉集なんぞの本を開いてみる。
そーいえば、こんな詩もあったなぁ〜とね。
今も昔も、愛しい人への思いは変わらないものだなぁ〜と思うと安心感を覚えるのは私だけ?!

えっ?
その時の私の気持ちの解説ぅ?
それは、皆さんのご想像にお任せ致します。


 〜 二つ文字 牛の角文字 すぐな文字 曲り文字とぞ 君は覚ゆる 〜

夫からもらった初めてのラブレターである。
封書を開けて、便箋に書いてあったのは「徒然草」であった。
なるほど、そーきたか?!
有名どころを、さらっと書いてるとは・・・。
同じ詩でも人によって受け取り方も、感じ方も違うと思う。
実際この詩も、娘から父に詠んだ詩だしね!
でも、なかなか洒落てるとは思いませんか?
こんな風に、さらっと詠めたら楽しいかもしれませんね?

           ・・・ つづく ・・・






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