2002年8月6日(火)
「やんちゃ盛り?!」
いつものように、朝起きてご飯を食べて遊び寝る。
そして、私が掃除などを始めると一人遊びが始まる。
縫いぐるみでじゃれたり、高い所に登ったり、走り回ったり、東の部屋の萩席から外を眺めたり、と、いろいろである。
その日も、いつものように遊んで「にゃあ」と私の所に来た。
よし、よし、と顔を見ると・・・・。
ひ「げっ!あんた、その顔どーしたの?」
萩は何事もなかったかのようにすまして、通り過ぎようとする。
ひ「ちょっと待った!」
と、抱き上げて良く見る。
右目から、血が!!!
ひ「一人で何してたのぉ?」
萩は私の顔を見て、キョトンとしている。(=・ェ・=)
どうやら、痛みはないらしい。
右目の周りの血と目やにらしきものをティッシュで拭き取る。
瞼を少し広げて良く見る。
すると下の内側が膨らんでいる、傷つけて化膿したのかなぁ?
ひ「一応、病院で診てみらおっか?!」
萩「?」
時は、既に12:30。
午後の診察は、16:30からである。
しょーがない少し様子をみましょうか?
少し違和感あるのか、右目を細めたりしている。
が・・・・。
萩「にゃあ〜」
といつものように、「遊んで」と玩具を持って来る。
ひ「駄目でしょう、少し安静にしていなさい!」
すると、一人で遊び始める。
ひ「う〜ん・・・やんちゃ盛りなのかしら?」
そーいえば私も、やんちゃ盛りの頃は生傷が絶えなかったよーな気がぁ・・・。
夫ちゃんは、どーだったんだろう?
そーいえば、あまり動き回るタイプではなかったと聞いたようなぁ・・・。
そんじゃあ、私似?
野生児じゃあ、しょーがない?
はぁ・・・と、なぜか諦めもつくのであった。
4時になったので、病院へ。
しかし、暑い!
4時なのに、日がカンカンと・・・。
ひ「げっ、マジで?」
”仕方ない、かわいい萩ちんの為だ!”と言い聞かせる。
アイスノンをビニールに入れて萩用タオルで包む。
そしていつものバックに敷き、萩を入れる。
すると・・・・。
ひ「うっ、重い」
そりゃあ、アイスノン分重いわなぁ。
それに、照り付ける日差し!
ひ「ひぃ〜・・・暑いぃ・・・溶けるぅ〜」
かわいい萩の為、かわいい・・・ドジな萩の為・・・どんくさい・・・お馬鹿な・・・お馬鹿な子程かわいい・・・萩の為?!
そして、鶴見緑地病院に到着。
萩の診察カードが出来たので、受付のやり方を受付嬢に聞く。
カード入れると、萩の名前やらデータが出てくる。
画面に従って、診察の受付をする。
今時、コンピュータ管理なのね?
ふぅ〜ん、すごいねぇ〜。
などと思いつつ、呼ばれるのを待つ。
受1「萩ちゃん、大きくなったなぁ〜」
受2「かわええなぁ」
その間も、萩はいつものようにフロア内を散策し始める。
犬の大きな縫いぐるみの尻尾でジャレる。
看「鈴木さん、エレベーターで2階に上がって、今日は第一診察室です」
ひ「あっ、はい」
エレベーターで二階に上がり診察室に入る。
看「萩ちゃん大きくなりましたねぇ?でも、相変わらず、やんちゃそうな顔してますねぇ」
ひ「はい、中身は変わってません」
と、入るなり萩は先生を見て「フーッ!」と怒る。
どないしたん?
先生が萩を診ようとすると、「フーッ!」と何度も何度も怒る。
あらま、どーしちゃったんでしょうね?
先「そやなぁ、いややなぁ?」
萩「フーッ!!!」
ひ「お昼くらいに、目の周りに血混じりの目やにみたいな物がついていたんですよ。それで拭き取って目を見たら瞼の下の内側が膨らんでいました。今は落ち着いてるみたいですけどぉ・・・」
その間にも、看護婦さんが萩を宥める、世話のやけるやっちゃ!
先「萩ちゃん、少し診せて欲しいなぁ」
萩「フーッ!」
先「下から手を出すと嫌がるのかなぁ?」(萩は診察台の上にいる)
ひ「・・・」(-_-;)
そんなこんなで、時間は経過。
しばらくすると落ち着いたのか、看護婦さんが体温を計る。
熱38、2 体重3、2kg
ひ「3、2kg?!」
看「まだまだ大きくなりますよぉ。アメショーですしねぇ。5kgにはなるんじゃないですかねぇ?!」
ひ「げっ、もうやめてぇ・・・」
体温計をお尻に、プスッと入れてもおとなしかったから良かったぁ。
先「なんだ、いい子じゃない」
ひ「・・・」^-^;
やっと、先生が萩の目を診る事が出来た。
先「ここに小さな傷がありますねぇ。かなり新しい傷ですねぇ」
どーやら、私の見た直前に作った物である事は間違えないようである。
先「人間でも血が出ると、それを治そうとして、周りがグジュグジュになりますよねぇ。それが目の周りについていたんだと思いますよ」
私が拭き取った血混じりの目やにみたいな物は、それらしい。
先「奇麗に拭き取ったのが良かったみたいですよ。今は化膿もしていませんし、血も止まっていますね?!念の為、コウセイブシツの目薬だけ出しておきますから一日四回差してあげてください」
ひ「それは舐めても平気なんですか?」
先「大丈夫です。口に入れるのもありますからねぇ」
ひ「はぁ・・・ありがとうございました」
皆「お大事に」
受付フロアに戻ると、餌を買いに来ていたお客さんがいた。
客「家にも犬と猫がいるんですよ。おとなしいですねぇ?一緒に出掛けても平気なんですか?」
ひ「はい、小さい時から慣らせましたから大丈夫みたいです」
客「いいですねぇ、家の子は外に連れて行こうとすると失禁もウンチもしちゃって、ぐったりしちゃうんですよぉ」
ひ「え?そうなんですかぁ?」
客「だから病院にも連れて来るのが大変で・・・」
などと、しゃべって萩と遊んでいた。
猫好きらしい。
ここに来ると遊んでもらえるから助かる。
しかしどうやら、その家の猫は6kgもあるらしい。
恐ろしく大きな猫が失禁?
う〜ん、そいつは大変だぁ。
萩は目薬を貰って会計を済ませ、家路に向かうのであった。
行きも帰りも何事もなかったかのように、アイスノン入りのバックの中で涼しい顔をして景色を見渡す萩であった。
ひ「暑い・・・重いぃ・・・ひぃ・・・」
かわいい萩の為(?!)、今日も私は頑張るのであった。
−P,S−
鶴見動物病院には掲示板があって、そこにはペットの写真が貼ってある。
前回、「萩ちゃんの写真も持って来て下さいね」と言われていたので持って行って貼り付けてもらいました。
さて、萩はどこにいるでしょーか?
お近くの方は探してみて下さいね。
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