“萩日記”




2002年7月31日(水)
「お風呂待ち」

 私がお風呂に向かうと付いて来る。
そして、足拭きマットの上に座って様子を見る。
なので最近は、お風呂のドアは開けっ放しである(全開ではなく隙間程度)。

しばらくすると、萩が中の様子を伺って入って来る。
たまに隙間が狭くて入れないと両手で押して開けて入って来る。
その時の二つ揃った手の肉球が、かわゆいのだ。

ひとしきり中をウロウロして遊んで飽きると出て行く。
この時ドアが開いていないと、風呂釜の縁に足を乗せ、両手でドアのノブを開けようとする。
どうやら、普段私達が開けるトコを見ているようだ。
なかなか賢いと思ってしまう、が、開かない、惜しい!

開けてやると、すぐには出ない。
「にゃあー」と鳴いて出て行く時もあれば、しばらくこちらを観察してから出て行くときもある。
出た後も、ドアは開いている。

最後には、ドアの開いている隙間からシャワー攻撃をする。
そうすると萩は「待ってました!」と、ばかりにドアの下から手を出してチョイチョイとシャワーのお湯を触る。
それを何度か繰り返し、萩はビチョビチョになる。
満足げに手足を舐めて終了(なんのこっちゃ?)。

しかし理解していただきたいのは、あくまでも萩自身の行動であるという事。
けっして、私が強制的に濡らしているのではない。
水道代ももったいないのだが・・・第一、床が濡れてしまうではないか。
掃除するのは私である。
だから、萩自らが手を出して遊びたがっている事を解かってもらいたい。

そして今夜も、いそいそと私の後を付いてくるのであった。



 
 
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