大川林道

7月17日   曇り時々晴れ

トランポ   377Km        バイク   113Km

同行者1名


福島県の田島町からスタートしました。

栃木との県境B地点よりガレ場がはじまります。

完全に廃道状態です。
まるで沢を下っている様な感じですが、

れっきとした林道であり、県道黒磯田島線でもあります。

登山道を走るよりきついかも?
先行の木古内完走者は余裕くれてます。

私はすでに気持ち悪くなってます。

一人で来ていたら、とっくにUターンしてるでしょう。
藪こぎ、ガレ、倒木が永遠と続きます。

下に気をとられていると、

木の枝のムチが容赦なく襲い掛かります。

ゴーグルをはずすと危険ですが、

ダブルレンズでも曇ってしまいます。
たいらな所は橋の上ぐらいでしょうか?

休み休み進まないと、とても先にはいけません。

ここまでくると戻る気にはなりません。

早く楽になりたい!
崩落箇所です。

狭いところは道幅30cmぐらいしかありません。

ブッシュで路面がみえないので、かなり危険です。

落としたら回収不能です。
右側のステップの下は崖です。

恐怖と戦いながら先に進みます。

かなり刺激の強い開拓になりました。
特大の倒木が道を塞ぎますが、

エスケープルートが作られていたので

以外にあっさり通過できました。
もうほとんど体力は残っていません。

ボロボロになりながらも気力だけで先に進みます。

スタートして3時間ぐらいだと思います。
川に下りてランチタイムです。

まだ余裕のある木古内完走者。

私は次なる難関に向けて体力の回復を待ちます。
いきなり道が流されてました。

中央の奥から手前に向かうのですが、

河原になってしまいその先が見当たりません。
さすがの日高完走者もルートを見失ったようです。

しかしここまで来るとゴールは近いようです。

やっとまともな林道にでました。C地点辺りです。

極悪な10kmガレ場がようやく終わりました。

25kmを4時間かけてようやく栃木側のゲートに到着。

ここを抜けられないとまた地獄のガレ場に逆戻り?

とうりすがりの体育会系の若者2名の協力により、

無事通過する事ができました。(D地点)

帰りは舗装路で思いっきり遠回りして戻りました。


トランポを停めたのがA地点辺り。

帰りに枝道を軽く流して終了となりました。

くれぐれも一般のライダーの方は通行しないで下さい。

スーパーハードな大川林道でした。