大峯山周辺林道


2007年 5月27日   晴れ

トランポ 158Km   バイク 80Km


赤城山麓北西に位置する大峯山周辺の開拓を決行。
2万5千分の1の地図上で破線で表示されるそれらの道は、大抵の場合期待はずれに終わる事が多い。
今回もその存在は以前より確認済であったが、今ひとつ重い腰を上げる事が出来なかった。

近頃マンネリ化した単独行動に弾みをつけるべく、また開拓精神を失わないよう再び男は走り出した・・・・・


赤城西麓広域農道から山中に向かう道を走ると早速林道入り口に遭遇。
何やら頑丈そうなゲートで少々あせったが、よくよく見ると施錠されておらず自由に出入りできる。
どうやら鹿よけのフェンスらしく、開けっ放しにしなければ問題ないようだ。
「糸之瀬林道 昭和支線」この林道自体は全長2Kmしかないが、本線はさらに続いている。

走りやすいフラットダートの途中を左折すると道はやや狭くなるがそれほど荒れていないので快調に飛ばせる。
木々に囲まれ日陰が多いので夏場走るには丁度いい感じ。山つつじがあったのはここだけ。

南面のジープ道も最初はこんな感じだったのかも?

倒木も放置されており、交通量の少ない事がわかる。もちろんバイクは迂回可能だ。

以前は造林作業地として使われていたと思われる作業道も何本もあり、複雑に繋がっているようだ。
本線はやがて鉄塔管理道になり鉄塔下で行き止まりになる。一旦戻り、別の支線に行くと道はさらに続いていた。

アタック的なルートやヒルクライムはあまりないので物足りない時は斜面を登るしかない。

こんなゲートが全部で4ヶ所あったが林道標識があるのはここだけ。手前側が一般道だが、どの辺りか未確認。
先は二股に分岐していて右から来たので今度は左に行ってみる。適当に走っても何とかなりそうだ。

しばらく走ると再び鉄塔管理道になった。先ほどの行き止まり地点の反対側に来たようだ。
ここまで近いと結構迫力がありますな。

小規模な林道と鉄塔管理道がうまく繋がっていて、片道30Km以上のロングダートを満喫できた。
情報が少なかったので、その分見つけた時の満足感は、より大きなものとなった。

最後の鉄塔下におもしろそうな作業道が続いていたが、結構きつい下りで、路面も柔らかく、1人じゃ不安。
それでも先客がいたようなので自分も調子に乗って下って見た。途中の分岐を左に行ったが行き止まり。
戻って今度は右に行くべきか悩んだが、さらにきつい下りだったので断念。本日はこれにて終了。

今回の調査により赤城山麓の総ダート距離は推定150Km以上にも及ぶ事が判明。
これらの林道を繋ぎ合わせて赤城山を一周して見るのも面白いかもしれない。