![]() でもブラックはブリテインに所用があるみたいで、今日は不参加。そういうわけで、5人でブリテインの東の森に行きました。 出かける前に装備品や荷物のチェックをして、足らない物資を補給。 このとき気づいたんだけど。ぴょんが魔法使いに転職してた。この怪しい格好は魔法使いだったのね。全然、わからなかった。 街を抜け、東へ東へと移動する。少しずつ風景が変わり始めた。森に近づくにつれて、動物の鳴き声が聞こえ始める。 むき出しの土の道に馬を駆る。そこ、ここに、モンスターに襲われたらしい動物の屍骸がある。気味が悪い。コワい。心臓が急 に早鐘のように打ち始めた。 だけど鹿やヤギやうさぎといったかわいい動物もいた。らぶり〜。調教したいな〜と思いつつ、動物を目で追う。って、見とれ てたら、みんなとはぐれちゃったよ。が〜ん。 でも隊長が探しに来てくれたので、無事保護された。よかった、よかった。 どんどん、どんどん森が深くなるにつれ、木々に遮られ、月明かりが辛うじて届く程度になってきた。森のあちこちから、唸る ような声も聞こえる。だけど。木々の間から赤い炎が揺れる。他の冒険者たちのキャンプの灯りだ。ここにいるのはわたし達だ けじゃない。 前方に木製の扉が見えた。この柵の向こうが今回の狩り場。みんなに続いて、柵を駆け抜ける。 柵のこちら側は広い湿地だった。 隊長が馬を止めた。みんな隊長の元に集まり、馬首を向ける。そこで隊長からの注意が出た。 ・危なくなったら逃げること。 ・スライムは武器を溶かしてしまうので、決して攻撃せずに逃げること。 ・大蛇も今のわたし達だと手強いので逃げること。 (なんか逃げることばっかりだけど。三十六計逃げるに如かず、という言葉もあるしね。使い方あってる?) 湿地に踏み入れる。今回の獲物であるとかげを探しながら奥へ進む。あちこちで戦闘する人々が見える。な〜んだ、みんなここ に狩りに来てるんだ。 「注意」鋭い隊長の声がした。 前方に長い葉を風に漂わせる大きな植物がある。 「あれも倒せるよ。いっとく?」気が抜けるほど、軽やかでさわやかな一言である。散歩じゃないんだから。 でも今回の狩りは戦闘訓練も兼ねてるし。いっちょ行きますか? 全員戦闘体勢に入って、植物を取り囲み、一斉に攻撃を仕掛けた。ちなみに今回も武器は長槍です。 植物と侮るわけにはいかないくらい、手強い相手。どんどん自分の中から力が抜けていく。「ぺこ。離れて」みんなの声がどこ か遠くから聞える。手綱に力をこめて、みんなと距離をとっているぴょんの側に移動する。かなり傷を負っていたみたい。あと ちょっとでもれなく3回目の死を迎えるとこだった。ほ。 無事倒した。ちょっと苦戦したけど。そうそう、戦闘中に、ぴょんが魔法攻撃を仕掛けようとして、「あ。秘薬がないから魔法 使えない」。全員の笑いを誘ったよ。 隊長がニューに包帯を使うように指示した。包帯で傷の手当てができるの。でも包帯を使うのが初めてのニュー。わたしと同じ く傷を負ったヘブンに、ニューが一生懸命手当てしてくれた。あっという間に傷が回復した。 「やればできるじゃん」隊長の優しい声が湿地に響いた。 ![]() ねずみ男とワニ2体を倒し、続いて大蛇に向かう。ホントは行きたくなかった。だって蛇大っキライなんだもん。爬虫類系まっ たくダメだから。 他のパーティが参戦して、蛇に向かって攻撃魔法を唱える。巨大な火柱が現れたときには、既に大蛇は丸焦げになっていた。魔 法って、初めて見た。かっちょい〜。昔、ちょっと憧れた時期もあったんだよね〜。魔法使い。やっぱりいいな〜。 戦闘後。ぴょんが、先程攻撃魔法を使った戦士に秘薬を売ってほしいと頼みこむ。やっぱりないとこの先困りそうだし。うれし いことにその人はぴょんに秘薬をプレゼントしてくれた。 隊長が馬を進めてお礼を言った。続いてみんなでお礼を述べる。 秘薬も手に入れたし、どんどん狩りに行きますか? 湿地に足を取られぬように慎重に進めていくと、また先程の植物性モンスターがいた。攻めようとするわたし達に向かって、 ぴょんが「下がって」と叫ぶ。 ぴょんの指示通り、植物からみんなが離れる。それを確認したぴょんは呪文を唱え始めた。秘薬と言霊が融合し、炎が立ち上る。 一瞬でモンスターは燃え尽きた。 「やっぱりね。草だから火に弱いと思ったんだ」ぴょんが会心の笑みを浮かべながら、言った。 湿地をあちこち移動していると、骸骨を見つけた。スライムに殺られたんだろうか。 横を見ると隊長が静かに「合掌」と呟きながら手を合わせていた。 ふと初めて会った日のことを思い出した。あのときも確かこんな風だった。 祈りを捧げ終えて、再び歩き出した隊長に向かって、そのことを告げた。そうだったね。そう応える隊長から優しい風が吹く。 かなり奥まで来た。左側は崖。風に乗って、潮の香りがする。崖に波の打つ音も聞える。左は海なんだ。 崖の際に翼を休めたモンバットがいた。今度はニューと二人で戦ってみる。あともう少しでとどめが刺せない。 翼を持つモンバットは、よろよろとそれでも海上に逃げてしまう。海上に逃げられたら、槍は届かない。でも。あの状態でずっと 飛び続けることなんて無理。きっともう一度陸に戻って来るはず。モンバットを夜目を凝らしながら目で追う。 来たっ!!ニューと二人で駆け寄って。狙い澄まして。えぃっ。 倒した。呼吸がまだ荒い。 遠巻きに見守っていた隊長が近寄ってくる。 「よくやったね。ぺこ」たった一言。だけど。とてもうれしかった。 スライムに隊長が追いかけられたり、ヘブンが珍しくはぐれたり。いろいろあったけど、とても充実した一日だった。 水平線が黄金色に染まり始めていた。もうすぐ夜明け。 ![]() まず3人でどこに行くか相談する。といっても、行くところは決まってるというか、昨日と一緒なんだけど。 やっぱり東の森の湿地に狩りにいくことに決定。 実はパーティみんなで決めたことがあるの。お金を貯めて、「家」を建てようって。お城がいいという話もあったんだけどね。 船を買って「海賊」になる、という案もあったわ。それもいいかも。大海原を行く冒険なんて素敵だもんね。 家を建てるには、莫大なお金が要るから。だから地道だけど狩りでお金稼ぎなの。 なぜって? 倒したモンスターから肉と皮を得て、それを肉屋に売るとお金になるから。もちろん稀にお金も持ってるモンスターもいるし。 この解体作業は今までみんながするところを見てるだけ、だったんだけど。隊長からはさみをもらったので、わたしも覚えるこ とになった。ちょっとコワかったし、キモチ悪かったけど、ちゃんと覚えたよ。家建てるんだもん。 東の森に向かう途中、また隊長とはぐれてしまった。 実はこれが最初じゃないの。隊長は馬を操るのがとっても上手。わたしは歩いても、馬に乗っても、遅くて。今まで何度もはぐ れて迷子になってる。そのたびに、隊長が迎えにきてくれるんだけど。もちろん今回も、迎えに来て頂きました.はい。 東の森に入り、まだ湿地への扉までずいぶんあるというのに、モンスターに出くわしてしまった。 最初の一匹を隊長と手分けして倒す。ぴょんは攻撃&回復魔法担当だからモンスターから一定の距離を保ってる。 そこに新たなモンスターが現れて、倒す。ところがそこにまた怪獣が出てきた。怪獣はやっぱりというかわたしを追いかけてく る。 でも先の2体を倒したときに受けた傷が思いのほか深くて、怪獣の相手は出来そうにない。 一撃を与えては逃げるという戦法をとるけど、怪獣は完全にわたしを狙って追いかけてくる。あのね、鬼ごっこじゃないんだから。 追いかけてくるなっちゅーねん。 もうこれは逃げても無駄と覚悟を決めたわたしは、(攻撃は最大の防御、というでしょ?)、怪獣と正面から向き合って気合を 込めて、挑んだ。 そして。二度あることは三度あるのご多分に漏れず、えぇ、死にました。が〜〜ん。 でもね、3回目となると、ホントに慣れちゃって。あとで再会したとき、このことをぴょんに告げると、「そんなこと慣れるな よぉ(笑)」と言われちゃったけど、しょうがないじゃない。さっさと復活して、東の森に急ぐ。 あ〜、またねずみ男になっちゃったよ。このずるずる走りにくいったらありゃしない。ふ〜。 そういえばインディは大丈夫だったんだろうか。心に湧き上がった不安。 息があがるけど、走る速度を落とさず、東の森をひた走る。 と、そこに一頭の馬。 インディ?・・・似てる。だけどみんなと戦っていた場所はもっと森の奥。こんなところにいるはずはない。 だけど。 声をかけてみた。インディ、おいで。 ゆっくりと馬がわたしの元に近寄ってくる。あぁ、やっぱりインディだ。死んでなかった。生きてた。良かった。今度は失わな かった。怪獣に殺られなかったんだね。うれしくて。涙があふれる。インディを抱きしめて、頬を寄せた。インディ。 さぁ、行こう。インディに騎乗し、みんなのもとへ急いぐ。 駆けつけると、更にモンスターの死体の山を築いた二人がいた。二人とも無事だったんだ。 ぺこ。二人がわたしの名を呼ぶ。わたしも二人の名を呼びながら、そばに行く。 「ごめん」謝る二人に首をふり、笑顔を向ける。今度は危なくなったら、絶対逃げるから。隊長からの忠告にちゃんと応える。 わたしが二人を大切に思うように、失いたくないように、二人も思ってくれてるんだもの。 さ。2回戦行ってみようか?だってモンスターは待ってくれない。鬼が現れる。骸骨が現れる。ハーピー(大きな人間の姿をし た鳥)まで。倒しても倒してもキリがない。森の中でこんなに現れるなんて。 ぴょんが秘薬が切れたと叫ぶ。もう魔法は使えない。 ならば。今日はここで街に帰ることを決め、撤退を開始する。だけどモンスターが後ろから追いかけてくる。 後ろに気をつけながら森の入り口まで、全力で疾走した。人家が見えたところで、やっと全員ほっとした。馬も疲れているだろ うし。倒したモンスターからとった肉を持ってるんだもん。重量オーバーだよね。 ゆっくり、ゆっくりブリテインの街に続く橋を渡り、わたしたちは宿屋「甘い夢」に戻った。 疲労はもう頂点に達していた。服を着替える余裕もなく、そのままベッドに倒れこむ。 「家・・・買おう・・・・ね」。薄れていく意識の中、呟いた。 ![]() なぜ遅刻したかって?えぇ、寝坊です。ごめんなさい。すみません。どうしよう。狩り場は分かってるんだし、行ってみよう かな。 思案しているわたしに声をかけたのはヘブンだった。ヘブンもどうやら遅刻組らしい。顔を見合わせ微笑う。ヘブンの話だと、 ぴょんが迎えにきてくれるらしい。ヘブンと立ち話をしながら、待つことしばし。 突然目の前にぴょんが現れた。魔法で飛んできたらしい。おぉ、すごい。瞬間移動って言うんだよね。確か。 隊長は狩り場に残ってるらしい。ではでは移動を開始しましょう。急いでいる割に馬を歩かせるわたしにぴょんが走り方を教え てくれる。 実は乗馬が未だにヘタだったりして。ぴょんに教わった通りに、インディを走らせてみる。あ。出来た。ヘブンとぴょんが、に こにこしながら近づいてくる。「その調子」 馬を駆りながらおなじみになった東の森に向かう。でもというか、やっぱりというか、またはぐれてしまった。ただし、今回は ヘブンと二人で(笑)。ぴょんが飛んできてくれた。角を間違えて曲がっちゃったのね。 ぴょんが湿地のほうへ向かう道ではないところで折れる。確かこの辺、と呟きながらきょろきょろ辺りを見回す。隊長がいない。 隊長を探してくるからここで待ってて、とわたし達に告げ、ぴょんがまた消える。瞬間移動。ホント、便利だな〜。教えてもら おうかな。 待つこと数分。隊長が現れた。遅刻を謝るわたし。そしてヘブン。 ヘブンが遅刻した理由は衣装を染めていたからなんだって。そういえば、キレイな青い服を着てる。 ぺこも染めれば、と薦めてくれたヘブンの好意に素直に甘えて、染め粉と染め桶を借りた。 ふんふんふ〜ん。何色に染めようかな。青、緑、黄色、赤。黒もいいな〜。ゴーストのときのずるずるや、靴。染められるもの はすべて染めあげる。るんるん。やっぱり染めると全然違う。いいな〜。どんなときもおしゃれに気を遣うのが、レディって思 いません? 今来ているワンピースも染めたいんだけど。脱がなきゃダメだよね。またストーリーキングか〜〜と呟きながら、ため息をつく。 微笑いながら、向こう向いてるからと背中を向けてくれた隊長。隊長にならって、ぴょんとヘブンもうしろを向いてくれた。 じゃ。遠慮なく。思い切って脱いだ。ハミングしながらワンピースも染める。色?アクアブルーにしました。水色でも青色でも ない透き通った色。 覗き見〜といたずらな声をあげて、わたしを振り返るヘブン。隊長のこらこらという笑い声が響く。 全部完了。染め上がった衣装を順番にまとって、しばしファッションショー。似合う、似合う? おぉ、かわい〜。 そぉ? 一同の声に満足したところで、今日も狩りに行こうかな。 ![]() モンスターが現れた。その黒い犬を襲う。助けなきゃ。でも勇敢な犬のようで、唸り声をあげながら、反対にモンスターに襲い 掛かる。慌てて馬を返し、モンスターに挑む。うしろの騒ぎを聞きつけたみんなもやってきて、参戦。 無事モンスターを倒した。犬に向かって、大丈夫と声をかける。あれ?犬じゃないような。。。。 主人の元に走る動物の後を追うようにわたしも隊長の側による。隊長。あれ、もしかして犬じゃなくて、豹?驚きつつ質問して みる。 そ。簡潔な一言。名前はワンというらしい。野生の豹を調教しちゃうなんて、さすが隊長、さすが調教師。正確にはレンジャー だけど。未だに馬にも相手にされないわたしとは大違いだ。いいな〜。 だけど豹はやっぱり犬猫とは違って、なかなか隊長の言うことをきかないらしい。呼んでも全然そばに戻ってこない。気まぐれ なんだ。さすが豹。孤高の戦士なのね。はにゃ〜ん。かっこい〜。とヘンなところに感心するわたし。いやん。めろめろかも。 モンスターを倒しては、森の中で移動を繰り返す。だけど今日は先日と違い、余裕がある。そんなに頻繁にモンスターが現れな いおかげ。わたしが強くなったワケじゃないよ。とほほ。 そこに鬼(トロル)に追われてる戦士が助けを求めてきた。快く承諾し、全員でトロルを倒す。倒してるそばでは、ワンが小さ な蛇と戦ってた。なにやってんだか、と隊長は苦笑してたけどね。一人前の戦士なんだよね。ワン。 お礼を言うその戦士は、セクシーな衣装の女戦士だった。トロルを倒すわたし達に目を丸くしてる。話を聞くとどうやらパーティ のメンバとはぐれちゃったらしい。それなら、とわたし達と一緒に行動しようと水を向ける。 こうして新たな仲間まいが加わった。やっと同性の仲間が出来てとてもうれしい。 まいを加えて、再び狩りを続ける。ただし移動はしない。ぴょんが秘薬を探しにわたし達のもとを離れたからだ。 それぞれ自由に辺りをぶらつく。調教の練習をしているヘブン。休息を取る隊長とまい。そして。ワンをすっかり気に入った私は ワンのあとをついていく。 灰狼が現れた。強いらしく隊長からは相手にするなと指示が入る。無視するわたし達だか、ヘブンがどうやらターゲットにされた らしい。あとを付け回されている。だけど指示通り攻撃はしないでひたすら狼をまくヘブン。数十分のち、狼をまいたヘブンが疲 れた顔で戻ってきた。 そうしてどれくらい経っただろうか。色違いの鬼(トロル)が2体現れた。トロル一体でもキツいのに、それが2体。全員でかかっ てもキツい。 通りがかった戦士たなさんが加勢してくれるが、それでも劣勢。みんなの傷が深くなってくる。心配しているわたしも人のことはいえない。 ぴょん、助けて。早く戻ってきて。ぴょんの回復魔法がこれほど有りがたいものだとは思ってなかった。いなくて初めてわかるの ね。 もうそろそろ限界とばかりにトロルから少しずつ距離をとる。少しでも時間を稼がなきゃ。 ぴょんがやっと到着した。遅くなってごめんと言いながら次々に回復魔法を唱える。身体の隅々にまでエネルギーが行き渡る。傷 口も見る間に塞がり、新しい皮膚に生まれ変わる。よし、完全回復。よぉ〜しっ。反撃開始。今までお返しとばかりに、長槍を振 るう。1体を倒した。 2体目のほうを向くと既にたなさんの手によって事切れていた。たなさんにお礼を言い、戦利品を渡そうとした。だけど、たなさ んは笑顔で断り、風のように去っていった。う〜ん、かっちょい〜。 さすがに疲れたわたし達は一旦街に戻ることにした。 森の入り口まで戻ったとき、ワンがいないことに気づく。隊長に伝えるとワンがあんまり自由気ままなので、もう離すことに決め たのだと言う。いつかまた会えるかな。さよなら、ワン。 街に戻り、まずは銀行へ。荷物がかなり多くなっていたので、ほとんどを銀行に預ける。久しぶりに身軽になった。 隣で荷物を預けている隊長がわたしを呼ぶ。昨日隊長が買ってきた服があるらしい。欲しいと遠慮なく叫び隊長から譲り受ける。 銀行の用事を済まし、みんなの終わるのを待ちながら、また通りでストーリーキング。決して脱ぎグセついてるワケじゃありま せん。いっつもタイミングが悪いんです。ホント、です。 着替えて隊長の前に立つ。どぉ?似合う。黒く染めた洋服はなんか大人っぽくてステキ。戻ってきたみんなと一緒になって一言。 「服は似合ってるけど、その格好にその靴ヘン」 まいもヘブンも隊長の黒い洋服を譲り受けて着る。似合ってる、似合ってる。でもまい、その服着るとセクシーじゃなくなっちゃ うけど?だけど脱ぐ気配はないところをみると気に入ったのかな。 また狩りに出かけるというぴょん、ヘブン、まいの3人と分かれ、わたしと隊長は宿に向かった。 森に向かう3人を見送りながら、若いね〜としみじみ隊長が呟く。隊長も若いですよぉ。 明日服に似合う靴買いに行こうな。隊長の言葉を聴きながら眠りに就いた。 |