1KW
にむけて
準備編
Amateur Radio
Station
JK4USW
since 1992

   1KWにむけて、中国総務通信局から、1KWに関する免許について

電波防護指針について
・クランクアップタワーの場合、電波を発射する状態で計算をする。
・点検表では高めの値がでる。
・点検表(http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-2_Regulation/kankyo/ur001b.htm
・点検表にある、俯角減衰量の計算には、各アンテナメーカーに問い合わせれば資料がもらえる。クリエートは計算の仕方を解説したものをくれる。
・電界強度は測定器で測ると点検表で計算された値より低い値となる。
・計算では若干高めの数値がでるので、計算で基準値をクリアできていれば、中国総合通信局での検査の際、電界プローブで測定しても基準値をクリアされている。
・電波防護指針の計算上の値が、基準値に満たしていない場合は、そのまま提出をする。測定した場合、計算値よりも低くでる。ひとけた違うこともある。


電波障害について
・TVI、BCI等の調査は、自宅またはアンテナから半径50メートル以内で、一番近くの家等から任意(最低5軒)に選定し、調査を行う。
  なお、半径50メートル以内に対象とする家等が5軒無い場合はその対象の軒数で、全く無い場合は調査の必要はない。



書類
(変更申請の場合)

・変更許可のあとの変更工事完了届に検査の事前データ書類として、
1 周波数偏差、電力等の測定値データ
2 電界強度の測定値データ(JARLの点検表でよい)
3 TVI等の調査資料
を提出する。
この事前データの内容を確認し電波法令を満足していると判断されれば、実際に検査を行うこととなり、事前データとの整合性を確認する。
検査では、実際に電波を発射して確認する。電界強度についても中国総合通信局から電界プローブ(測定器)を持ち込み確認する。
TVI調査については、調査した何軒かは実際に確認する場合があるので、平日昼間に検査に協力していただける家を事前に調査しておくと検査がスムーズに行われる。



連絡先
中国総合通信局無線通信部陸上課
 730-8795 広島市中区東白島町19-36
 Tel 082-222-3369 Fax 082-502-8082

http://www.cbt.go.jp/
chugoku-rikujyo@rbt.soumu.go.jp



クランクアップタワー建設について
周南市への届け出について
・タワーは、工作物にあたる。
・最大の高さが15mを越えるため、確認申請書(工作物)を提出しなければならない。
・窓口 周南市役所 開発指導課 http://www.city.shunan.lg.jp/kakuka/tosikai/kaihatsu/index.jsp
・我が敷地は、第一種低層住居専用地域だが、タワーは工作物にあたるため、高さの制限は受けない。
・また、我が敷地に工作物に関する制限をうける条例等はない。
・申請書は、市役所で無料でもらえる。
・申請書は、第10号様式に構造計算書を添え、市役所に提出。2008年4月までは、県土木課建築住宅課が処理をする。それ以降は市役所となる。
・工事完了後は、完了届を出す。建設後には確認できない基礎工事の様子については写真を添付する。
・15mは、タワーの頂上までとする。マスト部分は入らない。(2007年10月30日、県土木課建築住宅課より回答)
・15mまでは、申請は不要。1mmでもでれば申請が必要となる。


強度計算書について、各タワー会社の対応(いずれもメーカーによる回答)

タワー会社 愛知タワー LUSO クリエートデザイン
構造計算書の金額 656,000円 50,000円(税別) 7,000円
備考 内訳 申請書類内容 タワー図面  構造計算書 地体力計算書
風圧加重計算書 一級建築士事務所の保証印 
請書作成には、建上げ現地の案内図(住宅地図やインターネットなど)・敷地図(タワーの位置を記入したもの)が必要です。
また、ボーリングデーター(地質調査データー)があれば基礎設計に使用する。
ーリングデーターがなければ、標準的な基礎設計で提出。
構造計算書に記載してある基礎工事と、取扱説明書にある基礎工事は内容が異なる。構想計算書に記載してある基礎工事は、かなり余裕がもたせてある。
基礎の見積もりに必要な場合、構造計算書の基礎部分は、メールやFAXで無料でもらえる。
ホームページ http://www.aichitower.com/ http://www.lusotower.com/ http://www.cd-corp.com/


タワー建設に関わる確認申請について参考となるページ(2010年1月4日追記)
(有)茜プランニング
http://www.akane-plan.co.jp/
のこのページ
http://www.akane-plan.co.jp/japan/tower/ushobby.html
特に、各メーカーの対応状況が紹介してあるこのページ
http://www.akane-plan.co.jp/japan/tower/tow_01.html

各タワーメーカーの対応が私の場合と同じでした。


三角形と四角形 構造物 工作物における強さとの関係

出典 『マンガ 数学小辞典 (岡部恒治著  講談社)』(写真)

この本は、マンガとありますが、基本的に見開きの構成になっており、左ページに書かれた数学の内容を分かりやすいように右ページにマンガで解説してあります。
平易なことばで書かれているので、とても読みやすいものです。しかし、内容はなかなかのものです

その中で、「三角形は図形の基本単位」という章に、次のような内容がありました。
大まかに紹介しますと
『三角形は3辺の長さから面積を求めることができる。
しかし、四角形は4辺の長さから面積を求めることはできない。
正方形をひし形に、長方形を平行四辺形に、四角形の辺の長さを変えない別の四角形に変形できることからも分かる。

これは、三角形の合同条件とも関係がある。
三角形の合同条件「対応する3つの辺がそれぞれ等しいこと」は、三角形の3辺の長さだけで決定でき、変形できないことを保証している。

つまり、三角形は3辺が等しければ合同であるが、四角形はそうではない。
これは、三角形は変形しないが、四角形は変形するということである。
だから、四角形だけでできた建物は弱い。
よって、建築の技術では、この事実を用いて、斜めに補強材(筋交)を入れ、三角形の構造を作り出している。』
(2009年12月04日追記)
                

出典 『知っている? 人生に必要な数学(トニー・クリリー著 近代科学社)』(写真)にも同じような内容が掲載されていました。

『構造物に使われる三角形
三角形は建築物に不可欠な存在だ。三角形がつくりだす強度は、三角形は3年の長さを決めれば形が決まる、という事実に基づいている。
正方形や長方形の枠組みは押すと形がゆがむが、三角形の枠組みは押してもゆがまない。
建築物には、屋根の部材などに三角形を組み合わせたトラスといわれる構造が使われている。この革新的な技術が最初に使われたのは橋の設計だった。
ワーレントラス構造には、自重よりも大きな加重を支える強度がある。
この技術は1848年にジェイムズ・ワーレンが特許を取得し、その2年後、ロンドンブリッジ駅の橋の設計に初めて採用されることになった。
同じ三角形でも、2辺の長さが等しい二等辺三角形より全ての辺の長さが等しい正三角形を使ったほうが、強度が増すことが分かっている。』

(2010年4月20日追記)
             


その他
・20m以上には避雷針の設置が必要。
「高さ20mをこえる建築物には、有効に避雷設備を設けなければならない。ただし、周囲の状況によって安全上支障がない場合においては、この限りでない。(建築基準法 第33条)」
・基礎を掘る場合、深さ1.3m以上になると周囲の土が崩れないようにしなければならない。
・リニアYAESU VL1000は、最悪の状態で最も電力を消費しても200Vで15A FT1000MPは3A、親機も200Vで同じコンセントからとっても15Aあれば大丈夫。
・電線上を通過する場合、許可は必要ない。人があがれないものは0.8m離す。 中電確認
・道路占有について・・・周南市役所道路課道路維持課によると、アンテナが道路にはみ出ることは、占有にあたり、許可できない。ただし、常時出る状態ではなく、回転をする際に一部でる場合は占有にはあたらない。

Site Navi
TOPに戻る
アマチュア無線
AUDIO
りんく