過多月経


☆月経の量が多すぎることを過多月経といいます。 自分の月経血の量のことは、ふだん話題にすることもありませんし、ひとと比較するような機会もありません。適当なのか多すぎるのかなんて、あまりわからないで過ごしていることと思います。

☆めやすは、「かたまり」が出るか出ないかです。レバーのように、血液が固まっておりてくる場合、月経過多である可能性があります。

☆それから、持続期間はふつう5日ほどです。初日、二日目は多量ですが、あとはすみやかに少なくなるのが月経の機序としてリーズナブルなのです。それが、しっかり7日間ある、もしくはそれ以上だという方は、なにかしら治療を考えた方がよいと思います。

☆量が過多である場合、月経痛も辛いことが多いです。

沍潔tは、栄養のかたまりです。一生懸命ごはんをたべて栄養をとり、からだに蓄えているものです。鉄、カルシウム、その他のミネラルもたくさん含まれています。月経で、出なくてもよい量が失われてしまうのは、大変もったいないことです。
そして、月経のあいだ痛みが強く、痛み止めが欲しいと思うくらいだという方も、ぜひ受診をおすすめします。がまんなんて、する必要はありません。漢方薬の内服、鎮痛剤の頓用で改善される方がほとんどです。

氓謔ュ患者さんがおっしゃるのは、「ずーっと、そう(多いこと)でしたから」ということです。 ずっとそうだったということは、ずっと、摂取した栄養をむだに流していたということです。

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