○街の少年だったころ
○世界中の雪を見せてあげると ○笑顔で約束した少年の日 ○ランプのほのかな明かりの中で ○寒いねと手をとったら ○真っ白な頬をあかく染めて ○だけど瞳はあおく輝かせ ○いつものように上目づかいで ○透きとおる声をきかせてくれた ○きっとボクは ○いくつになっても ○真っ白なあなたの手を ○もう二度と触れられないその手を ○長い冬が来るたびに ○思い出してゆくのだろう