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今回はバードです。
前verまでどちらかというと「英雄の見届人」的なイメージの強かった
(異論もあるでしょうけれど)ローグ(シーフ)が3rd
edidionになって
かなり強化されてしまったため、今回は代わりにバードが何となく
「超人の中にある普通の人」っぽくなっているような気がします。
基本的に専業最強傾向の強い(今回は特に)D&Dにおいて、
戦士と魔法使いと盗賊をいっぺんに手がけて、
ついでに独自の能力も持ってしまおうというのですから、
まあどんな結果になるかは見えているわけですが、
やはり「強さ」という観点からいうと他のクラスとの差はかなりなように
思います(バードの能力もそれほど強力な支援にはなりませんし)。
ただ考えてみると、バードが自ら伝説を作るのもなんですし、
舞台中央に立つことはせず、それでもあらゆるところに登場できる
現ルールのバードの能力は割とイメージを的確に表しているのかもしれません。
ヒーロー達を脇で見守り、導き、必要なときにはしっかりと支える−
そんなキャラクターには似合いのルールなのでしょうか。
もちろん、ギターを片手に暴れ回るバード(をい。そしてどうしてギター?)や、
話をややこしくするトラブルメーカーのバードとかもありでしょうが、
その辺りはマルチクラスでカバーするとかで…
ちなみに、さすがに弱すぎると思われたようで、改訂版のver3.5では
バードに対してけっこうな強化が施されています
(たぶん一番強力なのが軽装鎧までなら呪文使用時のペナルティを受けないと
いうもの。これで必要ならブレストプレイトまで装備できます。)
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