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QRO PROGRAM 2025QROは一朝一夕には叶いません 機材を設備したら終わりというのではなく インターフェアが出ても対処できるだけの技術を身に着けておく必要もあるでしょう 技術を身につけたり 理論武装するには相当の時間、年月が必要ですし ハード面では電源回りを考えただけでも大変です 手始めに行うのは1976年以来二度目の200Wライセンス申請ですが法制度を含め取り巻く環境は大きく変わりました 200Wライセンスは500W、1KWに比較すると取得は楽でしょうから更なるQRO前に是非経験して新法規に慣れておきたいと思います QROを目指すと色々な気付きがあって 改良・改善の結果 設備のグレードアップが図られてきたように思います Started this program at November 2024 ![]() 1976年 関東電波管理局の200W検査に合格した際の設備 /CALL SIGN: JR1FWX I had used 5-ele-beam for 20m band and 3-ele-beam for 15m band from 1976 to 1981. TRX was FTDX-401 200Watts made by YAESU. 主電源の入/切には電流計付きナイフスイッチ、電源コンセント、COUPLER, LPF, LINE FILTER, SWR計、避雷器、温度計、電鍵は HK-702、モールス学習用の5号オープンリールを再生したSONY製テープレコーダー、MICはYD-844にアナログテスターを設備しています; 当時はこの設備でVK4AEV Nevillと20mで何時でも安定した交信が出来ていたし CWでCQを出せば世界中から沢山コールされました その時の思いをもう一度味わいたいけれど 今はタワーは無くダイポールとバーチカルアンテナの設備となりました アンテナのゲイン不足からやはりパワーは最低200Wは必要な気がします アンテナで+3dBを得るのはどうでしょう 簡単ではないですよね 100Wから200WにQROすれば電力比で+3dBを得られます これもゲイン増の一つの選択肢だろうと思いますしQRO計画は単にパワーアップだけではなく副産物も豊富です 間違いなく送受信設備の信頼性、安定度はQRO以前より以下に記載の観点から増大することと思います |
| Nov, 2024 200W SYSTEM APPLICATION AS THE FIRST STEP OF QRO PROJECT 【200W SYSTEM】 1)EXCITER:IC-7300 2)LINEAR AMPLIFIER:DXV-200L/Thamway Co.,Ltd FREQUENCY.:1.8MHz~21MHz OUTPUT PWR. :200W POWER SUPPLY:AC100V~120V 3)ANTENNA 160m: BENT LW L=41m 2.0sq IV 80/40m: W735 80/40 DUAL BAND DIPOLE 6mH 40/30/20/15/10m: 5Band Vertical0mH 20/18/15/6m: 4Band V-DP 5mH 12/6m: Dipole 3mH JARD保証事業センターに保証願申請 2024.11.15 15工事設計書:送信機IC-7300+DXV200L 発射可能な電波の型式及び周波数の範囲 変調方式 終段管、電圧、定格出力、周波数測定装置の有無 添付資料1 電界強度の計算書(防護指針計算書): 移動しない無線局全体の内容について確認するものにつき、IC-7300+DXV200LだけでなくIC-9700に関する事項の記載を一つのファイル(excel)で俯瞰して見れること 添付資料2 送信機系統図 JARD保証事業センターから保証願の審査終了通知 2024.11.27 無線局免許状交付年月日 令和6年11月26日 電波の型式、周波数及び空中線電力: 1AF |

Linear AMP:DXV-200L/Thamway Co.,Ltd
Very small and light,200watts out Linear amplifier
I love this AMP as my 1st step's QRO
天板と側面の冷却ファンはAmazonで購入
5V電源、風量切替え3段 2個1組でabt2k yen これFB

2025.04.25
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QROしようとするとテーブルタップから電源を取るのは避けたい
足元がケーブルだらけになるし障害も出やすいだろう
![]() 1P AC200V 50Hz OUTLET(UPPER) 1P AC100V 50Hz OUTLET(LOWER) ![]() AC100V MCB and OUTLET FOR EQUIPMENTS(LEFT SIDE) with VOLTAGE METER AC200V MCB and OUTLET FOR LINEAR AMPLIFIER(RIGHT SIDE) with VOLTTAGE METER ![]() ![]() DXV-200L(200W LINEAR AMP) is AC100V EXCLUSIVE 200V POWER SOURCE is NECESSARY FOR KW LINEAR AMP ![]() AC100V OUTLET FOR PERIPHERAL |
![]() PERSONEL COMPUTER WE NEED PC FOR LOGGER、SOFTWARE TOOL FOR DIGITAL MODE so on ![]() IC-7300 EXCITER and IC-9700 for U/V NT-636/ANTENNA COUPLER is for 200watts SYSTEM. IC-9700 is for V/U CW and DIGITAL MODE and SATELLITE COMMUNICATIONS. ![]() DXV-200L(RIGHT UPPER) is LINEAR AMPLIFIER for 200Watts. and several POWER SUPPLYS ![]() TABLE for 1kW EQUIPMENTS MFJ-989D is 1500Watts ANTENNA COUPLER I will set 1kW LINEAR AMP at the left side of MFJ TUNER. Table made by 2by4 materials for heavy equipments. |
![]() CS-401 ![]() CS-201 ![]() CX-210 CS-201とCS-401は1970年代に購入したものでないかと? CX-210も相当古く1990年代の製品と思われる 2025.12.04 CS-201同軸切替器をLINEAR AMPの入力に挿入したところ 挿入前に200Wに調整した出力が130W迄減少した 同軸切替器の挿入損失は0.05dB(DC~500MHz CX-210カタログ値)だが 10log(130W/200W)は-1.87dBである (同軸切替器無しではLINEAR INPUT 19W/OUTPUT200W) EXCITER側でどれだけ出力を増加したら200Wになるかを計測すると 同軸切替器を挿入した場合はLINEAR INPUT 28W/OUTPUT200Wなので 10log(28W/19W)は1.68dBに相当する この酷い結果には驚いた 同軸ケーブルには問題がないので 同軸切替器での損失しか考えられない ここで何かしらのインピーダンスドロップがあれば熱の発生やインターフェアも発生するかも知れない 対策案として今迄は安易に使用していた同軸切替器だが使用を止めてアンテナカプラーのANT切替器だけで切替を行うことにした 2025.12.05(Fri.) ところが原因はLINEAR AMPの入力SWRが高い故の誤動作が原因だった 2025.12.10(Wed) ![]() ![]() ANT選択は全てCOUPLERの切替スイッチで行うことに変更した 2025.12.05(Fri.) |
![]() I have a pair of Earth systems One is two terminals from right edge. Another one is three terminals from left edge. One is constructed in 1970' when I was young.(Right) It's so OLD one but Earth resistence is 13 ohms so It's still good. Another one is constructed in this year 2025(Left) and It's resistence is also 13 ohms. |
![]() MFJ-989D 1500 Watts VERSA TUNER V ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
DXV-200L 200W LINEAR AMP![]() DXV-200LはBAND切替がRIGと同期出来ないので手動で切替える訳ですが切替操作を忘れたり、誤ると終段のFETにダメージを与えます 保護回路で保護出来ている間は良いですが ダメージが蓄積して最終的に終段のFETが破壊するようです 2度壊してしまいました ![]() 取説に別紙注意書きが添付されています 操作ミスが原因で2回共終段のFETを壊してしまいました ![]() BAND切替のミスは重大な故障に直結でします 取説に注意!の記載 ![]() 保護回路の動作表示
注意喚起していても修理後また二度、COUPLERのBAND切替を忘れて保護回路を動作させましたので 送信前のチェックシートを作ってみました 2025.12.11(Thu.) ![]() |
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1. ANTENNA COUPLER MFJ-989DのANT COXIALCONNECTORは2個なので、2本の1kW ANTを検討する 2.W735とTV-1520 以外は200W SYSTEMにそのまま残すつもりでいるがVERTICALも捨てがたい 地上に直に立てたVERTICALだがV-DPよりノイズが少なく弱いDX SIGSも聞き易い 次の交信例ではV-DPに切替えると2局ともNOISEに埋もれてしまった 2025.4.30 19:37UTC IK1LBL Mario Italy 14023 CW His449 My539 2025.4.30 19:48UTC SA8RG Sanyi Sweden 14023 CW His339 My569 BACK TO QRO PROGRAM INDEX |
![]() W735 40/80m DUAL BAND DIPOLE/TOTAL LENGTH 26m 40mBAND WIRE(FULLSIZED) 10.95m *2 80mBAND WIRE(SHORTENED) (10.95m+2.9m)*2 MAX POWER RATINGS 1.2kW PEP 40m VSWR BELOW 1.5 -75kHz - +75kHz 80m VSWR BELOW 1.5 -15kHz - +15kHz 【PLAN-1.】 現用のW735 DIPOLEを改造して1kW ANTにするPLAN 80mの帯域幅が狭いので80mローディングコイルを取り去りフルサイズのエレメントをバランに新規取り付ける 給電点の位置は80mBANDのWIREを直線で張れる位置に移動する 【PLAN-2.】 現用の160m LongWire ANTの改造 PLAN-1のDIPOLEに160mのFULLSIZED WIREをBENTしても良いから取り付けられるか? 可能であれば、高さは不十分でも現用の41m LENGTH BENT LONG WIRE 4mHよりも大いに期待できるだろう 【PLAN-3.】 1kWを考慮して同軸ケーブルを5D2Vから8D2Vに交換する ここで同軸ケーブルの耐電力を調べてみるとPUKIWIKIにデータがある これによれば50MHzを除いて5D2Vのままでも良さそうである ![]() 出典:UKIWIKI REFERENCE:PUKIWIKI 【PLAN-4.】1970年代に購入して未使用の3R5 WIINDOM/AKIRAは どうか? JR1WYWからはW3EZT ANT/10m~160mを勧められる 私はタワーを所有していないからMULTI BAND WIRE ANTに興味があるので配置計画をしてみた ![]() Back to ANTENNA PLAN's INDEX |
![]() TV-1520 FREQ.: 14/18/21MHz ELEMENT:4.23m*2 WEIGHT:5.8kg MAX POWER RATINGS:2kW SSB/1kW CW ローカル局から提供されたV-DIPOLE、MODELが不明だがTV-1520で 間違いなさそう 建設時、アナライザーで測定したSWRの結果は以下の通り 14.940 SWR1.7 18.030 SWR1.5 21.048 SWR1.5 51.000 SWR1.5 51MHzはSWRは低いものの共振していないということだろうから 申請書への記述は勿論外すべきだろう 【PLAN-11.】 V-DPは現在は5mHだが少し高くしてローター回転化のPLAN 現在までの実績では国内QSOにもFT8(DX)にも比較的良い結果を 得ているのでローターすると更に期待できる 【PLAN-12.】 1kWを考慮してV-DPの同軸ケーブルを5D2Vから8D2Vに交換 する Back to ANTENNA PLAN's INDEX |
| 3R5 WINDOM ANTENNAに付属している1:4 BALLANの単体テスト 地上高は精々6m位にしかならず給電点インピーダンスが低下することが予想されるので 220Ω、120Ω、440ΩでのBALLAN単体での動作確認を行い実際に設置した際のトラブルシューティング資料になればと考えた ![]() BR210 KURANISHI INSTRUMENT ![]() 220Ω、120Ω、440Ωの抵抗でSWRとインピーダンスを計測する
この試験結果では給電点インピーダンスが既定の200Ωより低下してもなんとか使えそうだが200オームを越えるケースでは良くないようだ ![]() このバランの外形から200W CWも厳しいかな? この付属バランで一度試してからハイパワー対応のバランを自作し交換する予定 Back to ANTENNA PLAN's INDEX |
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3R5 WINDOM ANT(10m~80m)、W3EZT ANT(10m~160m)の設置計画図
現用の160m LongWireは4mHと低く送受ともにNGなので改善したい
![]() 2025.12.16 3R5 WINDOM ANTENNA に取り付ける高電力用のバランを試作してSWRの測定をした
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| W3EDP ANTENNAの製作記事の中に掲載されていたBALLANを試作して実験した 構造はとてもシンプルなFT-240 #43を使用したバイファイラー巻のバランだが良い結果を得られたのでこれから製作する[The 85ft wire Tuned 10m~160mW3EDP ANT]に採用します 2025.12.17(Wed) ![]() ![]()
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2025-12-02(Tue) |
![]() KIT-DCF-RF-61LLK 1.8 - 70MHz MAX POWER RATINGS:1kW 61mm CORE, 3.5D-QEFV ![]() KIT-DCK-61W 1.8 - 30MHz AC LINE FILTER 20A 100V/200V ![]() KIT-DCE-3 COMMON MODE CHOKE FOR EARTH 1.8MHz - 90MHz FERITE CORE F29-43 *3 AWG18(1.0mm) ![]() KIT-DCK-40AW-B 1.8 - 50MHz AC/DC LINE FILTER 40A AC100V/200V DC13.8V/24V FERITE CORE E04RC613620 *5 5.5sq HKIV 2.8m *2 COMMON MODE FILTERの実践 ![]() Max100watts COMMON MODE FILTER これはずっと以前に製作したもので製作記事や時期は不明 IC-7300 に接続 2025/11/01 ![]() COMMON MODE FILTER FOR EARTH FT29-43 x3 AWG18 1.9m LINEAR AMP EARTH TERMINALに接続 2025/11/01 BACK TO QRO PROGRAM INDEX RFコモンモード電流の測定 2025/11/23 ![]() JR1WYW製作のRFコモンモード電流プローブ ゲイン切替え5段階 インジケータの指示値(0~10目盛)でRF電流の大きさを知る 分割フェライトコアに同軸ケーブルを通して検出 ![]() FCZ研究所のRFプローブ(太)とデジボルのセット これでも測定できるだろうか? 測定の実際 ![]() JR1WYW作プローブは分割コアに同軸を通します これならノーマルモード、コモンモード電流の アンバランス分RF電流を検出できますね ![]() FCZ研究所のRFプローブは先端を同軸に沿わせてみました これでコモンモード電流を測定できるか? ちょっと疑問です 疑わしいかな 測定結果 上記の検出機器で測定した結果は以下のようだった 2025/11/23
BACK TO QRO PROGRAM INDEX AC/DC電源用 LINE FILTERの製作・設置 2025.11.24(Mon.) 以下のLINE FILTERを設備した以後に上述の2025/11/23に 測定したRFコモンモード電流が減少するか?興味がある ![]() KIT-DCK-61W 1.8 - 30MHz AC LINE FILTER 20A 100V/200V LINEAR AMPの電源に挿入した ![]() KIT-DCK-40AW-B 1.8 - 50MHz AC/DC LINE FILTER 40A AC100V/200V DC13.8V/24V FERITE CORE E04RC613620 *5 5.5sq HKIV 2.8m *2 IC-7300のDC 電源に挿入した BACK TO QRO PROGRAM INDEX 測定結果 LINE FILTER挿入後の測定結果を以下に記載した、しかし 数値の信頼性に欠ける気がしている [注1]:160m BANDだけが大きくなっている [注2]:FCZ研究所のRF PROBE計測値が大きくなっている 2025/11/24
BACK TO QRO PROGRAM INDEX ANT同軸ケーブルに挿入するCOMMON MODE FILTERの製作・設置 2025.11.25(Tue.) いよいよ最後に同軸ケーブルに挿入するCOMMON MODE FILTERの挿入実験 ![]() KIT-DCF-RF-61LLK 1.8 - 70MHz MAX POWER RATINGS:1kW 61mm CORE, 3.5D-QEFV 設置後RF電流の測定をすると素晴らしい効果が得られた
BACK TO QRO PROGRAM INDEX 2025-12-02(Tue) JR1WYWから借りたRF_PROBEは大変有効なTOOLだったので アナログテスターを指示計器にしたものを製作した DIODEにはSHOTKEY DIODE 1SS99、 CRAMP COREはTDK ZCAT3035-1330 参考回路図は大進無線殿のHP参照 ![]() CASEはRasPiの空箱 fcz研究所の基板はこうした時に非常に便利 回路はいたって簡単だが便利グッズである ![]() ![]() DC 2.5mAのレンジで読み取れるので読み値を参考数値として記録 BACK TO QRO PROGRAM INDEX |
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QRO PROJECTを進める中でANTやトロイダルコアなど
学びが必要でしょう
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| 2025.04.27 Added ICT-18 to IC-7300 EXCITER IC-7300とLINEAR AMPをCI-Vで接続してBAND選択を同期する IC-7300のREMOTE端子は既にUSBーSERIAL変換のCI-Vケーブルを使用して HamLogと通信していた PCとIC-7300をCI-V接続するCOM PORTにLINEAR AMPも接続するため ICT-18を導入し 従来使用していた LD-C101 USBーSERIAL変換/CI-Vケーブルは取り外した(ex COM4) 【ICT-18 接続後のCOM PORT】 COM9が追加されCOM4が消えた ![]() IC-7300のCOM PORTはCOM3とCOM9になりCOM4が消えた COM7,8,5,6はIC-9700でCOM5はREMOTE端子のCI-V、COM6はDATA端子のCI-V ![]() HamLog CI-V接続1 設定 ![]() 入力環境設定/LOG_[B] リグ接続 (LOG_AはIC-9700) LOG_Bの入力環境設定を開くには データ選択でLOG_Bを選択 表示された入力 windowの何処でも右クリック 表示されるメニューで入力環境設定をクリック ![]() ![]() |
![]() 2025.12.04(Thu) リニアアンプにTHAMWAYのDXV200Lを使用していて このQRO PROGRAMでは500Wあるいは1KWのライセンス取得を目指しています そこでもう一台リニアアンプを導入した時のために同軸切替器でリニアを切替える実験をしてみたら 酷い結果だった これはこれでリニア入力のSWRのあり方について理解が深められたので 何かの役に立つかも知れないから実験結果を纏めておく 【経緯】 ローカルからFL2500を頂きました 動かなくても飾っておきたかった 掃除をして 電源を入れて 天板の熱さにもう一度触れてみたいといった思いだったが ダミーロードを使って試験すると14MHzバンド迄はエキサイター20Wで出力200Wが問題なく出ました 21MHzは30W入れても120W出力程度でそれ以上入れても出力変わらず 28MHzは試験するまでも無いだろうと言う状態 これを使って同軸切替器の使用感を実験したところ下記結果を得た FL2500の入力回路は取説に次のように書かれている 「100pF 3KVと0.5μHのインダクターに6KD6の入力容量と浮遊容量により構成されるπ型広帯域入力同調回路」との事だが 実験すると入力SWRは3.0近傍で非常に高く エキサイターのIC-7300の保護回路が動作したかあるいは定在波の影響で動作が不安定であったとの結論に至った 実験すると200W出力に調整した後 同軸切替器を挿入すると130W迄出力が低下した 実験当初は同軸切替器の挿入損失を疑って色々調べてみたのだが同軸切替器の不良ではなくリニアの入力SWRが高い故に起きたトラブルだった だから入力同軸ケーブルの長さを変えると次のような結果が得られた
EXCITER→LINEAR AMPへ135cmの同軸ケーブルで繋いだ時と同軸切替器を介して 210cmと270cmの異なる長さの同軸ケーブルで EXCITER→同軸切替器→LINEAR AMP のように接続した場合のEXCITER出力、LINEAR出力、LINEAR入力SWRの記録 結果は不安定 リニアの入力SWRが高い故に定在波が立っているのだろう ローカルの同級生ハムJR1WYWがAT180 TUNERを持って来てくれた EXCITERとLINEARの間にAT180を挿入、EXCITER出力のSWRを1.0にして実験するとEXCITER出力16WでLINEAR出力200W このようにして使えば同軸切替器を使用するうえでケーブル配線が長くなっても問題なさそうだが FL2500を実際の運用に投入するのは問題があるでしょう DXV200Lを接続した時のLINEAR入力SWRは1.0であり 今昔の技術の差は歴然です 1KW出力あるいはそれを越える現代のリニアを追加する際はDXV200Lと同じく入力SWRは良好に違いないから同軸切替器を使用したリニアアンプ切替えに問題は無い筈である この気付きも良い経験になった FL2500のお蔭だし何と言ってもシャックに置いておいて恰好が良いのです 2025.12.10(Wed) ![]() DXV-200L 200W LINEAR AMPLIFIRE by THAMWAY BACK TO QRO PROGRAM INDEX |