S211 燃料ゲージ棒(Dipstick)の製作

ハイスーパーには燃料ゲージが無く残量の確認が出来ない。

補助コックがあるものの給油の時期を見極めるためには是非ゲージが欲しい。

方法はいくつか有るが測定用の燃料棒(Dipstick)の作り方を紹介する。    

1.燃料コック ★S211 の燃料コックは、C(クローズ)、O(オープン),R(リザーブ)の刻印された表示がある。
★O で使用中ガソリンが残り 1 L 位になるとガス欠状態となりエンジンがストップする。この時 R に切り替えると残りのガソリンで約30Km走行可能である。
★しかし、タンクにどれほどのガソリンが残っているかは見た目では解らないので測定する方法が必要である。
★燃料計の代用となる棒ゲージ(Dipstick)を作るとけっこう役に立つ。
2.素材の調達 ★ホームセンターでABS(透明)製のパイプ、内径 4.0mm, 外径 6.0mm 長さ1m のものを購入する。
★必要な長さは40cmなので2本のゲージが作れる。
3.目印と寸法 ★1 L 毎の目印は左記の位置に付けるが、ラッカーで線を引く、糸を巻いて接着するなどの方法があるがナイフで傷をつけるのは折れることがあるのでやめた方が良い。
★糸を巻く方法が簡単で確実なためおすすめ
4.出来上がり ★最上部(Full)は、赤色にしておくと解りやすい。
 
5.測定方法 ★棒ゲージをタンクの底まで沈めて指で穴を塞ぎ引き上げる。







★時間が経つと下から空気が入ってくるので素早く読みとる
6.完全ガス欠になるときもある ★コックの位置を O (オープン)にしておくと残 1 L になるとエンストし R (リザーブ)にすると 1L 分走行できるはずであるが、O の位置で使っていてガソリンが空っぽになることがある。
★写真のように燃料コックの空気抜き(Ventline)のパイプに縦方向の亀裂が生じているとコックの位置に関係なく流れ出てすべて消費されてしまう。
★O 位置にしておき製作した棒ゲージで 1 L 以下になっても続けて走行できる時はその可能性があるので燃料コックを外して詳しく点検しておくのがよい。
★ガソリンスタンドまでハイスーパーを押していく事の無いように。。。。。