DATE:  8月13日(水)21時22分58秒
TITLE: はじめまして
NAME: 池田陽一  MAIL: 

走っている途中で力がなくなり,止まってしまいますがすぐに走り出します。これを何回も繰り返します。
個人から購入したのですが,キャブ類はオーバーホール済みとのこと。まったくの素人で外装以外は手を
つけたことがないのですが,どうしたらいいか教えてください。今後ともよろしくお願いします。


DATE:  8月16日(土)07時13分57秒
TITLE: トラブルシューティング
NAME: Hi-Super  MAIL: 

(1)エンジンの(不規則な)ストールについて
 a:燃料タンクの汚れ(コックユニットを根こそぎ引き抜き総点検することをお勧めします。組み立てる時、
  各種のパッキン類を不用意に裏返したりしないこと。とくにタンク壁面の錆・底部のよごれを徹底的に掃除。
  ついでに燃料パイプも交換)
 b:コックユニットの改造(本ホームページにて、管理人による詳しい対策がアップされています。
  211オーナーには必至の対策です)
 c:フロートチャンバー(ニードルバルブの点検清掃・フロートの作動確認---ただし、下手に爪を曲げたりして
  油面調整まではしないこと)
 d:キャブレーター(やはりもう一度自分で点検清掃すべきです。とくに、メインジェット)
 
211の燃料系のトラブルは多くのハイスーパーオーナーの共通の難題です。燃料が正常に供給されて快調に
走っている211はそう多くはありません。38年間も生き長らえた鉄製のタンクや複数のパッキンなどで構成
される原始的な構造のコックが正常に機能し続けるなど土台無理な話しです。ここは(もう一度)一念発起して、
タンクから気化器までご自分の手で大掃除する覚悟でかかってください。

DATE:  8月17日(日)08時05分23秒
TITLE: 忘れてました!
NAME: Hi-Super  MAIL: 

先日の「トラブルシューティング」について、大事なことを忘れていました。
「途中で力がなくなり、止まってしまいます----」という症状からして、「マフラーの詰まり」かもしれません。
 これは、手ごろな棒切れ1本で簡単に応急処置できます。
 a:エンジンを吹かしながら、
 b:マフラーの排気パイプから棒切れを突っ込んで、中のカーボンを突つき出します。(2人掛かりで作業すると
効果的です)----いささか原始的な方法ですが、効果は抜群です。安全のために、ゴーグルを着用すること。

実はこの処置は、わたし共のツーリング中に管理人さんから教わった超簡単な「ウラ技」です。わたし自身は
この「糞詰まり」を二度も体験しました。
二度あることは三度----と言いますから、次回の「便秘」が楽しみです。