DATE: 06月07日(水)15時18分45秒
TITLE: どなたか教えてください
NAME: nakagawa  MAIL: 

こんにちは。中川ともうします。最近私のS301が不調につき、どなたか御指南ください。
主に低速での走りが不安定で、砲外点火してポンポンいって自走にいたらないときもしばしばあります。
タンクの洗浄、エアフィルターの点検、キャブレターの洗浄、プラグの交換、など一通りやりましたが、
どうも調子が上がりません。ほかにどのような可能性が考えられるのでしょうか?



DATE: 06月07日(水)16時22分41秒
TITLE: 点火時期
NAME: Dream  MAIL: 

中川様、ポイント周りは点検されましたか?点火時期が狂っていませんか、ポイントの間隔も大切です。
そのあたりからもう一度点検してみてはいかがですか。詳しくはこのホームページの整備の極意にあります。
ご参照してやってみたらいかがでしょうか


DATE: 06月07日(水)17時30分44秒
TITLE: 参考にさせていただきます
NAME: nakagawa  MAIL: 

Dreamさん、早速のご返事ありがとうございます。早速点検してみたいと思います。
ところで、キャブレターのエアスクリューの加減や、エアクリーナーの圧損によって、かぶるといったことは
あるのでしょうか? 特にエアスクリューはどの程度過敏(?)なのでしょう?、夜、家に帰る途中で調子が
悪くなったときなどに、エアスクリューをなぶって、だましだまし走らせて帰ったりすることがあるのですが、
果たして意味があるのかどうか疑問です。

DATE: 06月07日(水)20時13分09秒
TITLE: またまた質問
NAME: nakagawa  MAIL: 

やはり、点火位置がずれておりました。そこで、点火位置の調整について、もう少し教えてください。
山田さんのHP上で、ゆるめることになっているネジは、台座の方のネジではないですよね。そして、
点火位置調整機構のネジとはどれにあたるのでしょう?また、調整中にうっかりショートさせてしまう心配は
ないのですか?さらにまた、フィンにSの刻印とTの刻印があるのですが、Tは何なのでしょう?


DATE: 06月07日(水)21時56分42秒
TITLE: 点火時期調整
NAME: 八木  MAIL: 

nakagawaさんへ、
S はスパーク(この時にポイントが開きプラグでスパークすればOK)、
T はトップ(圧縮上死点→つまりピストンが最上の位置)です。
点火時期の調整前にポイントの隙間調整を行います。隙間調整は、Tの位置(圧縮上死点)に合わせたあと
0.3〜0.4mmになるよう、ポイントを台座に取り付けている(−)ネジ1本を緩めポイントに切り欠き(ネジの右隣り)が
有りますので(−)ドライバーで、こじって調整します。
次に点火時期の調整は、ポイントを取り付けている台座(扇形のプレート)の左右に有る(−)ネジ2本を緩めて
台座にギザギザ部分の切り欠きを(−)ドライバーで、こじってSのマークの時にポイントが開く様に調整します。
点火時期は、テスターやテストランプが有れば正確に調整出来ます。12V3W程度のメーター照明ランプが有れば、
点火コイルの(−)端子と車体アース間に接続し、メインスイッチをON状態でファンを回転させSに来た時にランプが
点灯(ポンイントが開くと点灯する)する様に調整します。(ポイントのヒール部分の潤滑のため、カム軸に少量の
グリスを塗布しておいて下さい。) 
キャブのエアースクリューの件ですが、アイドリング〜約1/8開度の、いわゆる低回転域に影響を与えます。
(それ以上の開度になるとメイン系が主体となります)従って上記、範囲で不調であれば、エアースクリューの
調整不良の可能性も有りますが、回転させてもあまりシビアに反応しません。全閉(強く締めつけない)状態から
標準戻しとしておけば、まず問題は無いでしょう。(アイドリング不調はパイロットジェットの詰まりの可能性も有ります)


DATE: 06月08日(木)19時29分00秒
TITLE: よろこびの声
NAME: nakagawa  MAIL: 

中川です。八木様、Dream様のご助言に従いまして、点火位置を上手いこと調節することができました。
こんなに加速の良いバイクだと初めて知りました。今まで、本調子でないまま走らせていたと思うとラビットに申し訳
ないです。また何かありましたらいろいろとお教えください。ありがとうございました。


DATE: 06月08日(木)21時21分40秒
TITLE: 良かったですね
NAME: 八木  MAIL: 

nakagawaさん、調子が良くなって何よりです。当HPの修理と整備の極意の中に有るS301BH整備分解図にも
点火時期、キャブの調整方法等が出ていますので参照して下さい。