ブレーキシューの調整方法(各車共通)
ブレーキシューが摩耗し、ケーブルの調整では効かないときに応急的に行う方法。
恒久的にはブレーキシューの張り替えを行うのが望ましいが、ラビット各車に応用できる。
1.ハブの分解 ★前輪については2個のナットを外し、後輪については、シャフトの大きなナットを外し シューを外す。 ![]()
2.鉄板の加工 ★写真の様に、鉄板をシューの幅に切り、両端を曲げて接着剤で貼り着ける。
★鉄板は、厚さ0.8mm 〜 1.2mm 位がよい。
★接着剤は2液性のエポキシ系のもの、又は耐熱性のシーラントが良い。![]()
3.組み込み ★接着乾燥後、ハブに組み込み、ブレーキレバーを30〜40mm握ったところでブレーキが作動する様に調整する。
★試運転し、何度かブレーキ操作を繰り返し再調整する。
★それでも効きにくい時はライニングの摺り合わせが必要なのでこの様にする。![]()