ハラッパ(Harappa)は、モヘンジョダロ(Moenjodaro)と並ぶインダス文明の中心地で、遺跡の規模
からは想像できませんが、モヘンジョダロと双子首都の関係にあります。ハラッパはラホールから約200km
のところにあり、ラホールからは車で行きます。
遺跡は、19世紀半ばに鉄道の工事に伴って発見されました。遺跡の煉瓦は、インダス文明のものだと
気がつく前にかなりの量が、鉄道の工事に既に使用されてしまいました。


Worker's Quarters
労働者の住居地区
Worker's Quarters
労働者の住居地区
Worker's Platforms
作業台、小麦を突き砕いた臼

モヘンジョダロ(Moenjodaro)は古代4大文明の一つ「インダス文明」の中心となる遺跡です。
モヘンジョタロの意味は、「死の丘」です。
通常、モヘンジョダロ見学はカラチから航空機で日帰りしますが、私が訪問した当時は、モヘンジョダロ
からの帰りの便の予約が
不可能で、帰りのことを心配して、カラチを飛び立ったことが思い出されます 。
遺跡は、モヘンジョダロ空港の一角にあるという感じですから、空港から歩いて行きます。
現在、塩害がひどく、遺跡が大きな被害を受けており、今以上発掘ができないということでした。
遺跡には、博物館も附属しています。


モヘンジョダロ遺跡のメインゲート
モヘンジョダロ空港から徒歩で十数分のところに在ります。
場内の案内板
ステューパ(行政地区及び宗教地区の中心)
モヘンジョダロの象徴的な写真ですが、中央部分は後世の仏教徒が、遺跡の煉 瓦を使って建築したステューパです。
ステューパ(行政地区及び宗教地区の中心)
モヘンジョダロの象徴的な写真ですが、中央部分は後世の仏教徒が、遺跡の煉 瓦を使って建築したステューパです。
ステューパ(行政地区及び宗教地区の中心)
ステューパ
下の写真の方向を換えて撮影したもの
スチューパ
上の写真の方向を換えて撮影したもの
行政地区及び宗教施設
真ん中のところが浴場(ステューパのところから位置を換えて撮影したもの。)
行政地区及び宗教施設
真ん中のところが浴場(ステューパのところから位置を換えて撮影したもの。)
行政地区及び宗教地区
真ん中のところが浴場(ステューパのところから撮影。)
浴場(宗教地区)
浴場の一部(宗教地区)
浴場(宗教地区)
住宅地区
住宅地区の路地
住宅地区の路地
井戸
数回のインダス川の氾濫により、嵩上げされ、発掘された結果、煙突のようなものが、出現した
井戸
数回のインダス川の氾濫により、嵩上げされ、発掘された結果、煙突のような ものが、出現した
井戸近景
上部になるほど積み方が、雑になっています。
排水溝
モヘンジョダロ遺跡には、既に排水溝が、設備されていました。
排水溝
モヘンジョダロ遺跡には、既に排水溝が、設備されていました。
井戸
現在では、もちろん使えません。
井戸
現在では、もちろん使えません。
井戸
現在では、もちろん使えません。
塩害
地下水位の上昇により、現在のこの辺り一帯は、塩害がひどく、遺跡も被害を 受けています。
モヘンジョダロに向かう航空機からも一帯の土地がかなり白くなって見え、塩 害がひどいことがわかります。
塩害で膨らんだ遺跡
塩害で膨らんだ遺跡
煉瓦の塩害被害
煉瓦の塩害被害

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