「PLEXTOR PX-W5224TU」の外付けケース
IEEE1394aの理論上の転送速度は、「50MB/s(400Mbps)」、USB2.0は理論上「60MB/s(480Mbps)」。 DVD12倍(16.6MB/s) >DVD8倍(11.1MB/s) >DVD6倍(8.31MB/s) >CD52倍(7.8MB/s) >DVD4倍(5.54MB/s)
しかし、さまざまな要因から理論値どおりの速度が出ることはなく、DVD16倍速というのはなかなか高いハードルであるのが実情のようです。
PLEXTOR 「PX-W5224TU」今回使用したのは、「PLEXTOR PX-W5224TU」のケース。 ケース内部 (左上)と、USB2.0-IDE変換基盤 (右上) in-system USB2.0変換チップ 「ISD300A1」 の概要
・ 転送レートテスト読み込み速度:16x
以前検証したPX-W4012TUのケースと同じチップを使用しているので、やはり結果も同じく16倍速OK。 読み込み速度:12x
上とは別のドライブを使用していますが、問題なし。きれいに12倍速出ています。バーストレートの数値に変化が。 読み込み速度:8x
8倍速も問題なし ですが、バーストレートが気になる。 書き込みテスト記録速度:16x
16倍速はNGでした。PX-W4012TUのケースと同じチップなのに・・・。 記録速度:12x
12倍速は余裕です。 記録速度:8x
後半のうねりはドライブの仕様っぽいので、問題なし。 まとめPX-W4012TUと同じ「in-system ISD300A1」チップを採用したケースにもかかわらず、何故か16倍速記録できず。読み込みではほぼ16倍速出ているのだが・・・。(後日再テスト予定)
4012TUのケースとチップは同じですが、基盤はずいぶんシンプルでサイズも小さくなっているので、もしかするとコストダウンの影響でチップの性能を生かしきれていないのかもしれません。
アルミボディのPX-W4012TUのケース に対し、プラスチックでかなり安っぽい。PX-W5224はPX-W5232の廉価版・下位モデルという位置付けなので仕方ないですが、かなりコストダウンしてます。基盤もむき出しで、AUDIO OUTも省かれている。ほぼ完全にドライブに密着してしまう上に、金属シャーシがドライブの後ろ半分位しかないので、前半分はプラスティックカバーに密着する形になる。放熱面が心配なケースです。 メモ:手持ちドライブでの動作確認状況(相性・制限等)※ NEC「ND-3520A(v3.06)」で認識・書き込みOK。速度的には12倍速まで。 ※ PLEXTOR「PX-712A(v1.07)」で認識・書き込みOK。PLEXTOR純正ケースなので、他のPLEXTORドライブでも使用可能と思われる。 |