グラトニ−



鋼の錬金術師にでてくる敵。
七つの大罪でいうところの『貪欲』

漫画として描かれているグラトニ−は可愛らしくすらあるが
漫画という記号をとりはらったらかなり恐ろしい存在ではないのか

という画。


かなりホラー風味なので苦手な方はスクロールすることなきよう。






その眼は原作者荒川氏が描く所の屍体と同様の表現がなされている







ケダモノも人間もまるごと喰い尽くす。
その際に「ごきん・ぼきん」という盛大な音がでているので
その歯は頑強であろう。

そして共に行動するラストに食事後
「クチ、汚れてるわよ」
という指摘を受けているので色々あふれているのに違い無い。








ここで「う。」と思った方はブラウザバックで引き返して下さい。



喰ってますから。














ほんとにいたらこんなんちゃうんかグラトニ−↓












25.12.2002.




私は案外絵を描くのは好きではないのかもしれない。
しかしまれにこうしたものをかかねばならないような衝動が襲うので
筆を捨てないだけなのでは、と思う事がある。

ほとんどの人は絵を見る時に共感を探すらしいが
私はそんなことを思って絵を鑑賞したり描いたりしたことがないので
共感から絵を観ようとする人にはイヤな感じを与える絵ばかりをかいているかもしれないなと思う事もある。
私が描きたいのはあくまでも質(質感・性質・本質といったもの)だけで、それの確認をするために絵という手段を使っているのかも。


とか、こういうのを描いてしまう理由を探してみたりして(笑)。