Gンダム08小隊

08小隊はとても健全な感性で描かれている。

その中で一身に病的な部分を背負う男を
なぜかまっ先に描いてしまった。


ほんとに病気だから、って意味じゃなくってよ(笑)。


そんなギニアスにぃさん。







最近人体における水滴表現ってのが気になっている。
そんでそこらへんやってみたけどちっちゃくしたら見えなくなってしまって
これが案外悔しかったりしたので顔のアップとか載せてみる。→■



08において好きなのはユーリ・ケラーネ(と、その愛人)だったりする。
それはいずれ描いてみたいけど、とにかくギニアスかいてからじゃないとちょっと納まりが悪いので先にいってみた。


喀血してふらふらになって壁にもたれてたりするギニアス。
弱れば弱る程ギラギラしていく様は痛々しい。




無慈悲な光の天女アプサラス。

いつ死ぬかわからない人生を途して、愛を「粘膜が見せる妄想」とし、協力した開発者も部下も昔なじみも妹をも、全てを排してまで造り上げる。

最期にそれを妹に「鉄の子宮」と呼ばれる。


生涯をかけて誰にも触れられない子宮を造り上げ、彼はどこに回帰したかったのだろう。






08は色々なことが対称になっていて面白い。
シローとギニアスは対称だと思うんだけど。アイナとギニアスもそうかも。
ノリスはギニアスと対照なのよね。

そしてトミノガンダムより日常的な視点に依って立っている。
それが気に入らない人もいるみたいだが(笑)私はソコが好きだ。
恋愛モノ的な結末になってしまったがゆえにアマちゃんとかいわれていて、観るまではその先入観もないわけではなかったが、観てしまったらなんてことない、トミノガンダムとは違う部分がシビアじゃないか。
普通の人間が直面するシビアさがある。

反面人間に対して突き放さない冷静な優しさもあるとも思う。
そういうトコロが感性の健全さを感じて読後感(とは言わないか)の良さがあるのかなと。



宇宙空間の設定とか戦略がどうとか、首をひねる所はたくさんあるにしたも、それを上回ってストーリーとしての視点の良さを私は愛す。




どうでもいいけどこういう文章ヘタっぴだよな(笑)。
書きたいことはあるんだけど書いてるウチになんだっけ?とかなっちゃうの。


絵だったら最初の気持が持続するんだけどなー。だからといって語る様に伝えられる絵でもないし。
まぁいいか。(トシとると努力しなくなるなー。)



2002.7.18