Vol.7 再び四万十川 キャンプ
6:30起床。漁に出る船を眺めながら、ぼんやり朝食。
ぼんやりしているうちに8時を過ぎてたので、テントを
畳んでシーエアー柏島に干していた器材をとりに行く。
スタッフ3人で手を振って見送ってくれた。ちょっと嬉しい。
本日も快晴なり。
柏島を出て、お猿の山道を戻りながら、さて今日はどうしようかと考える。
ユースホステルで一緒になった人が勧めていた景勝地「竜串」に寄ってみる
ことにする。運転すること1時間で到着。真夏のような日差し。
今回は、1人なのでビールは我慢。ジュースを片手にフラフラする。
海岸線の地形がなかなかおもしろい。海は真っ青。
太平洋は開放感があってよろしい。
セルフタイマーでさりげない様子を装った写真を撮ったりする。
・・・本当はそんな自分がちょっと恥ずかしい。
何だかんだで11:00。さて今日はどうするか?
どこをお宿とするか・・・?
取りあえず中村まで出てから考えることにする。
中村は四万十川の河口の町。川幅もどぉ〜んと広くなっていて
気持ちいい。川を眺めているうちに、今日は四万十川で
のんびりしようかなあという気持ちになる。
とりあえず、川上に向かって車を走らせる。
GWとは打って変わって川も道も静か。
今日は早めに寝場所を決めて、のんびりすることにした。
中村より車を走らせること40分の網代を本日のお宿として
見当をつけた後、もう一つの候補地の江川崎へ。
カヌー館の下がキャンプ場だというので見に行ったけれど
有料だし整備されていておもしろくないので、網代に決める。
せっかく江川崎まで来たので、カヌー館近くの町営の
リフレッシュ館で風呂に入る。いかにも町営で、あまり広くはないが、
人々が仕事をしている平日の真昼間に風呂につかっている思うとと
思わずにんまりとしてしまうのであった。ああ幸せ。
ひとっ風呂浴びたあとは、買物して網代に戻る。
GW中は河原にテントがいっぱいだったのに、誰もいない。
誰かが残していったかまど跡の近くにテントを設営。
まだ日は高く、暑い。せっかく風呂に入ったのにまた汗をかく。
ビールを飲みつつ川べりに寝転がってぼんやりする。
途中で買った本も全く読む気になれない。
酔っ払いながら、焚き木を探し始める。広い河原に私1人。
3日前の雨のおかげで、流木が結構ある。欲張って大きいのを拾う。
日が暮れる頃、オフロードバイクのお隣さんが出来る。
30mくらい先に引っ越してきたお隣さんは、焚き木を探し始めた
ようだけれど、大きいのは私が拾っちゃったからもうないのである。ふっふ。
本日のメニュー、お刺身、サラダ、納豆炒飯。あじの開き。
創作料理の納豆炒飯は・・・、まずかった。ネバネバしていて。
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焚火にあたりながら、ビール、チューハイと1人の宴が進む。 夜中、突然気持ち悪くなって目覚める。テントから這い出て吐く。 再び深い眠りへ・・・。ふと目が覚めた。時計を見ると2時。 |
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【99/5/8 SAT】
空腹で目が覚める。本日の朝ご飯は、残飯整理。
のんびり片づけた後、9:00過ぎに出発。
さて何処へ行こうか。本日最終日。
18:00迄に高知市内へ戻ればよい。
地図を眺めて考える。四万十川の上流から、仁淀川の上流に周り
仁淀川沿いに高知へ戻るというドライブコースに決定。
途中、先日の雨でしょんぼりしていた鯉のぼりも今日は元気いっぱい。
Qも元気いっぱい。四国の山道は、国道とはいえ、どこもとにかく
狭いのだけれど人の住む集落があると突然立派な道が現れたりも
して驚く。しかし油断していると、またくねくね道になる。
川沿いの山道を走るのは気持ちよい。適当に休憩しながらドライブ。
これが自転車だったらもっと気持ちよいのだろうなあと、今回は
エンジン付の車なので想像する。
・・・しかし現実はそんなに甘くないことは前回の四国MTB旅で経験済。
仁淀川は下流になるに従って思っていたよりも河岸整備されていた。
河原が広いところが多くてキャンプしたりするのにはなかなかよさそう。
人の手が入って自然を残している川という感じ。
14:00頃、高知へ向かう途中の「道の駅」に寄る。遅い昼食を取りながら
椅子とテーブルで食べるご飯は人間らしいとつくづく思う。
ついでに隣接されていたクアハウスに入っていく。今日も暑い1日なので、
お風呂が嬉しい。
18:00 レンタカーを返した後、「かつおのタタキ定食」を食べる。
犬くん君と行った「司」のタタキの方が美味かったなあ。
19:30 夜行バスで帰る。
★今回の後半1人キャンプで気が付いたこと★
1人で旅行しているといろいろな人と知り合えるのが結構楽しかったりする のだけれど、レンタカー&キャンプだと他人と口をきく機会がない。
よってつまらない。 が、ちょっとクセになりそうな一人上手的な楽しさもある・・・。
