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『ランプの精』というのは正しい表現ではないですね。 正しくは『ジニー(Jinni)』(単数男性形)、『ジンニヤー(Jinniyah)』 (単数女性形)、あるいは『ジン(Jinn)』(複数形)と呼ぶべきです。 イスラム教において「火」と「風」から創り出された知性生物です。 (ちなみに「土」と「水」から創り出されたのが人間です) ジン達の最高位にあたるのが『イブリース(Iblis)』であり、 天界から追放された堕天使の1体です。 『イブリース』の下には5つの階層があり、上から順に 『マリード(Marid 魔霊)』、『イフリート(Ifrit 鬼神)』、 『シャイターン(Shaytan 悪魔)』、『ジン(Jinn 妖霊)』、 『ジャーン(Jann 悪霊)』となります。 また、4大元素(地水火風)の属性ごとに、 地の『ダオ(Dao)』、水の『マリード』、火の『イフリート』、 風の『ジン』と呼ばれることもあります。 ちなみに「アラジンと魔法のランプ」に出てくる「ランプの精」と 「指輪の精」は共に『イフリート』であると言われています。 |
この幻獣を『グリフィン(Griffon)』と呼ぶ方々が多いようですが、 『ガルーダ(Garuda)』と称するほうが正しいでしょう。 『グリフィン』は頭と前足、それに翼が「ワシ」で胴体が「ライオン」 の容姿をした幻獣です。 胴体がライオンなので、当然立って歩いたりはしませんし、 前足でカッコウをつけたりも普通しないでしょう。 (幻獣カードを参照・・・キラ星まで出してカッコウつけてます) それに対し、『ガルーダ』は「ワシ」の頭と嘴、翼、爪、脚をもった人型 の容姿をした、いわば「鳥人」です。 人型ですので、立って歩くこともできますし、手爪でカッコウをつける こともあるかもしれません。 『ガルーダ』はヒンドゥー教の神『ヴィシュヌ』の乗騎であり、 『ナーガ(Naga)』を食らう鳥と言われています。 また、日本の民話にでてくる『烏(カラス)天狗』の容姿は『ガルーダ』 をモデルにされていると言われています。 |
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他のファンサイトでは『ブタ』と称されることの多い幻獣です。 ですが、うちではあえて『イノシシ』と称します。 そもそも『イノシシ』と『ブタ』はその起源は同一種です。 野生で気性も荒く凶暴な一族を『イノシシ』と呼び、人間に飼い慣ら されて気性が穏やかになった一族を『ブタ』と呼びます。 ここで、各幻獣の名前を見てみましょう。 まず金属性の『ゼニアラシ』、微笑みの森クエスト「森の破壊者」で 出現した『ヤマアラシ』は「嵐」の名から分かるように『イノシシ』系 です。(『ヤマアラシ』を倒すと手に入るのは『イノシシの皮』ですしね) 一方、『デビルスワイン』は日本語に翻訳すると「悪魔の豚」、『ブタ』 系ですね。名前からすると『イノシシ』以上に気が荒そうですね。 『ヒノブタ』、『ドノブタ』、『キノブタ』は一見『ブタ』系に思えますが、 実はこれらは『イノブタ』系です。 『イノブタ』とは『イノシシ』と『ブタ』を交配して生まれた珍獣です。 食用イノシシの品種改良の一環で生み出された珍獣で、その特性は 『イノシシ』に近いと言われます。 残る『アクアノドン』と『ライトザウルス』は恐竜系の名を冠してます。 恐竜だけにその気性は『ブタ』よりも『イノシシ』に近いでしょう。 フィールドに出現する幻獣たちは野生であり、気性も荒いのでやはり 『イノシシ』と呼ぶほうが相応しいかと思います。 ん? でも、そうするとペットとして飼いならされた幻獣は『ブタ』で いいのか? もしかしたら間を取って『イノブタ』がいいのかも、、、 |
まずは簡単なところから、土の『ソルシエール(sorciere)』はフランス 語で『魔女』を意味しています。はい、そのままですね。説明終わり。 木の『ラミア(Lamia)』は上半身が美しい女性、下半身は蛇の姿を したギリシア神話の怪物の名前を一般には指します。 蛇女の怪物なので魔女とは関係ないように思えますが、実は中世 ヨーロッパでは魔女や妖女のことも同様に『ラミア』と呼ぶ風習が あったようです。 金の『ゴモリー(Gomory)』は、ソロモン王により封印された72柱の 悪魔の1柱で、72柱のなかで唯一女性の姿で現れた悪魔です。 つまり『魔女』は『魔女』でも「魔法を使う女性」ではなく、「悪魔の女」 だったわけですね。 なお、その容姿はラクダに乗った美しい女性で、黄金の冠をかぶって いると言われています。 火の『クラーテル(Crater)』は少々複雑です。 ギリシア神話によると、魔女メデイアが若返りの薬を調合するときに 用いた杯が『クラーテル』という名で呼ばれています。 「杯」ならば水属性がふさわしいように思えますが、実は『クラーテル』 とはスペイン語で「噴火口」を意味するので、これを受けて「火属性」 としたのでしょう。 最後に水の『ウェリッチ(Wellich)』。はっきり言って良くわかりません。 英語の『魔女=ウィッチ(Witch)』に、水属性なので『湿った=ウェット (Wet)』を混ぜて作った造語のようにも思えますが、他の魔女たちには ちゃんとした由来があるのに『ウェリッチ』のみないと言うのも変です。 いったい何者なのでしょう・・・ |
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一般に『天使(Angel)』と呼ばれし者。その外見は・・・ 【上半身裸で背に小さな翼が生え、弓とハートの矢を持つ少年】 これは「キューピッド(Cupido)」の特徴そのものです。 「キューピッド」は天使だと思われがちですが、実は違います。 「キューピッド」の名はローマ神話に出てきます。 (ギリシャ神話では「エロス(Eros)」の名で呼ばれてます) 美と豊穣の女神「アフロディーテ(Aphrodite)」を母にもつ 「キューピッド」は実はローマ神の一柱、恋愛の神なのです。 神である「キューピッド」を「天使」なんぞと一緒にするなど、 神への冒涜の極み・・・・・・・・と、言いたいところですが、 「イタヅラ好きの糞ガキ」の二つ名を持つ「キューピッド」だし、 「天使」の称号ですら勿体無い(オイ (「キューピッド」が恋の矢でイタヅラする逸話は有名ですよね) 恋愛の神「エロス」の名も出てきたので、ちょっと脱線。 巷で叫ばれる「エロ」はこの「エロス」の名が語源です。 ですから、「恋愛」にまつわる行為を指すわけです。 一方、「エッチ」の語源は全く異なっています。 これは「ヘンタイ(HENTAI)」の頭文字をとって「H(エッチ)」と 名づけたのです。つまり、「エッチ」は変態行為を指すわけですね。 えっ?なら「スケベ」の語源はって? これは古くからある日本語「助兵衛」をカタカナ書きしただけですよ (追記) 天使達の名前については こちらのブログの管理人様が約2時間 の悪戦苦闘の末の薀蓄(うんちく)を語ってくださっているので、 そちらも見ていただけると良いかも 深く語ってくれてますよ |
『ヤクシャ(Yaksha)』とはインドの鬼の一種です。 異世界や空中、森や水中などに住む神聖な霊的存在と言われ、 北方の守護神クヴァーラ神(仏教の毘沙門天)の眷属とされます。 この『ヤクシャ』を音訳したのが「夜叉」あるいは「薬叉」です。 『ヤクシャ』の姿は美しく、強くて性格も勇ましいと言われています。 空を自在に飛び、善人に恩恵を与え、悪人を食い殺します。 しかし、日本に伝わってからは人を傷つけ殺し、その肉を喰らう 恐ろしい妖怪「夜叉」として扱われるようになってしまいました。 童話王国内の『ヤクシャ』は、まるで紅白歌合戦の 「小林幸子&美川憲一 衣装対決」! その容姿から『女王』などと呼ばれて親しまれているが・・・ 実は『ヤクシャ』は「美川憲一」同様に≪男≫!! (女性の場合は『ヤクシャ』ではなく『ヤクシニー』と呼ばれます。) 世も末ですね・・・ |
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『ラジャートーチ』・・・ 『ラジャーワット』・・・ 『ゴールドラジャー』・・・ 『ラジャービアンコ』・・・ 遥か昔、童話王国 開国当初の時代から登場しつつも 正体不明の謎の生物『ラジャー』・・・ 彼らは一体何者なのか・・・ 『ラージャ』または『ラジャ』とはサンスクリット語で「君主」または 「貴族」の称号を表す。 英語で言えば『royal』、フランス語で『rois』、ラテン語で『rex』、 そして日本語で表現すれば『王』・・・ そう! 『ラジャー』は 王様 なのである! 「幻獣たちの王」! それが長らく謎だった『ラジャー』の正体! ゆえに彼らは遭遇レア、融合レアにしか存在しないのである。 金色(こんじき)の王 『ゴールドラジャー』 白帝(はくてい) 『ラジャービアンコ』 そして王たちが集いし寺院 『ラジャーワット』 寺院を照らす聖なる灯火 『ラジャートーチ』 すべての幻獣に『ラジャー』からの祝福の光が届かんことを・・・ |