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X68000およびX68030シリーズの本体を購入すると、Human68kというOSのほかにX−BASICというC言語に似た構造化BASIC言語が付属しております。これはユーザにとって一番身近な開発言語だとおもいます。

X-BASICは、X68000の為にSHARPとHudsonによって開発された構造化BASIC言語です。
BASICのコードを編集するテキスト・エディタも兼ね備えたインターラクティブなユーザ・インターフェースのインタプリタ言語で、別売りのCコンパイラを購入するとC言語へ変換してコンパイルが可能なものでした。

どんな言語?

BASIC言語なので、いちよう行番号がありますが、ユーザ・ファンクションは、行番号なしでファイルに保存するとライブラリ化でき、必要に応じて編集コードにマージできます。 また、ユーザがアセンブリ言語で外部関数を作成して、インタプリタの機能を強力に拡張できます。
多くのBASIC言語はステートメントを大文字で記述することを強要しますが、X-BASICは大文字小文字を区別して、なおかつ小文字でステートメントを記述します。
多くのBASIC言語は暗黙の型を持っていますが、X-BASICの場合は、型を宣言しないと変数が使用できません。
X-BASICは、C言語のように関数を用いて構造化できる言語で、関数の中だけ有効なローカル変数とグローバル変数が、あります。

仕様上の癖

マニュアルには、とくに記述が見られないのですが、C言語のごとく関数の引数に、関数を記述するとインタプリタは配列と解釈をして、エラーがでます。
ここが少し使いにくいところです。


著作権 ©大槻昌弥, 2000年
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