[BeBOX新着情報] [BeBOXがやってきた] [BeBOXってどんな機械?] [ネットワークしましょう] [私の作業しているソフトウェア] [BeBOXを使ってみての感想,] [ベンチマークテスト] [BeBOXで動くソフトウェアを探す] [著作権]
1996年9月某日
Airborne-Expressで運ばれてきた白い箱をあけてみた。
青い筐体に灰色のフロントパネルこれは、ブルートレーンを思い出させる色である。
電源を投入してみた。
デモ用に付いているアプリケーションは、ポリゴンと思われる物体がぐりぐり動く。なかなかいいぞ!
負荷がかかるとフロントパネルについているLEDがピカピカ点滅してナイトライダのようだ。
くれぐれも、得体の知れない近鉄デ裏業界の看板などと失礼なことを言ってはいけないよ。
到着したBeBOXの画面写真や外見に関しては準備中です。
準備できるまではこちらをみてね。
BeBOXはギーク(Geek)が作ったギークの為の機械だそうです。
ギークはRPGの老舗適存在の一つであるNetHackのキャラクタにも出てきます。
NetHack日本語版の説明によると、「エキスパート技術者であるがために日柄一日コンピュータに向かってハッキングをすることが出来て、不健全な生活に耐えられる体質を持っているコンピュータ技術者」ということらしいですが、やっぱりここはJargon fileを参照した方がいいでしょう。
ハッキングはハッカーの諸行であるが、その行為は情報科学に精通した頭脳を最大に活用し独創的で新しいパラダイムを持つ優れた計算機プログラムを創作することである。
ここで指摘しておくが、ハッカーは見ず知らずののコンピュータに進入して悪さを働くクラッカーではない。
ハッカーに関するリポートはhttp://www.vacia.is.tohoku.ac.jp/~s-yamane/とかhttp://leo.misc.hit-u.ac.jp/hideaki/hacker.htmがくわしい。
それはともかく、
BeBOXのための新しいパラダイムを持つオペレーティングシステムであるBeOSは小さくても力持ちである。
一般にRISCプロセッサはCISCプロセッサよりもプログラムサイズが大きくなる傾向が、それでも必要とする主記憶の容量は「64MByte以上積んで何とか使えるようになるWindow95」よりも遥かに少ない搭載量ですむ感がある。
しかも同じクロック数のPentiamプロセッサを積んだWindows95マシンより反応が早い感じがするのである。
RISCプロセッサを採用したおかげでお値段が安いのである。
早い!安い!小さい!の三拍子そろったパソコンの登場である。
説明書をろくすっぽ読まずに使っているので、さっき気が付いたんだけど、ALTキーを押しながらF1からF9までの任意のキーを押すと九つの仮想スクリーンが切り替わる。
なんかOS-9のマルチスクリーンを思い出してしまうけど、そのGUI版って感じかな。
説明書をよく見たら/boot/apps/Workspaceのショートカットキーと言うことのようだ。
ちなみに仮想スクリーンの枚数は、最大32枚まで設定できるようだ。
でも、12枚に設定するとファンクションキーの数とおんなじで都合がいい。
Win95のWakako95ちゃんに、ぷらっとホームから2913円のEtherAdaptorを買ってきて取り付ける。
ハブは年中無休になるので、雑誌が永久保証と言ってたアライドテレシスを選択する。
どこの製品も、壊れることは滅多に無いのであるが、値段が他の倍しても、やっぱ壊れたときの保守費用を面倒見てくれるなんて、素晴らしいことである。
BeOSでサポートされているネットワークはインターネットなんかに使われているTCP/IPである。
機械一台につき一つ固有のIPアドレスと言う番号を設定する必要がある。
これは合計4オクテットの長さをもっていてピリオードで1オクテットの長さで4つに区切られている。
この設定は、重複してしまうと、つながらなくなってしまう。
外部に接触しないネットワークの設定はインターネットのガイドラインであるRFCのRFC1918を参照されたい。
BeOSにはシングルユーザであるが、いちようtelnetとftpのサービスをできるので、Win95に標準で付いてくるftpおよびtelnetのクライアントがあるのでこれらを使ってみる。
BeBOXの反応が鈍いので、ちょっと困惑。
Windows95で動くFTPデーモンのほうがログインプロムプトがすぐ出るので、快適なのがちょっと寂しい。
Microsoft Personal Web Server for Windows 95
KftpなるBeBOXで動くFTPクライアントをGET!!した。
マウスでさくさくできるテキストのファイルリストが嬉しい。
そういえば、BYTEとかいうベンチマークをコンパイルして実行したら、Pentiam90MHz相当と診断がでた。
まぁ、BYTEベンチマークの演算速度は、売り文句であるOSの性能とはあまり関係ないだろうし、OSはきわめて軽い処理だろうから、もっと高速な処理を望のならばやっぱPFC604e-200とかいっぱい搭載したPowerComputing社の製品を選択するのがいいかもしれない。
ただ高速マシンだけあってBeBOXのように値段が安くないのが難点かな。
UNIX版LHa Ver 1.14cをBeOSで動くようにコンパイルしてみました。
じつは、X68000のディスクの中には、LH6で圧縮したファイルがかなりあったりする。
すでに、他の人がLHAをコンパイルしたのがBeのFTPにあったが、LH6を解凍する為にバージョン1.14cをコンパイルしたしだいである。
UNIX版をそのままコンパイルしただけなので、シェルから使うことになる。
このバージョンはUNIX用の正式なものではないそうです。
この場所にバイナリがアップロードされているが、ファイルへのリンクが存在しない。
まだ、配布の許可をもらってないのよ。(^^;
ちなみにLHaは著作権を放棄していないフリーソフトウェアです。
LHaの著作権は次のようになってます。
Copyright (c) H.Yoshizaki(吉崎栄泰)
著作権 大槻昌弥 © 1996年
著作者に無断で掲載や転載及び複製物の配布や販売などの営利目的へ利用する事を固く禁ずる。
ただしバックアップの為にこのファイルを複製することにはいっこうに構わない。
[EOT]