現存する物理法則に対立する(?!)夢の発電機の可能性。
ファラデーの電磁誘導現象は工業高校などの専門課程を専攻しなくとも、中学や高校の科学(物理)の時間で教わったことでしょう。
偉大なファラデーの実験のなかで、簡単な法則性はあるものの、すこし例外的な結果を出した実験がありました。
それは単極誘導現象の発見でした。
ことの発端は、まるでNHK研究所の技術広報誌みたいなエレクトロニクスライフという趣味雑誌の1994年10月号の65から74頁にわたって逆瀬川皓一朗氏が寄稿した記事にあります。
その記事には、N-machineの入出力の変換効率は5倍云々の文字が踊ってました。
これはエネルギー保存の法則で、効率が1倍以上になることは絶対にあり得ないという現代科学の成果に対立いたします。
当時この記事を読んだ人達はみんな実験材料を買いに走ったらしく、実験材料を買いにいったところ、雑誌発売と同時に、ドーナッツ状の磁石が秋葉原のジャンク屋店頭に置いてあるダンボールのみかん箱から姿を消すほどのインパクトがありました。
なお、寄稿者による実験方法の解説はこちら
Nマシーンについて研究しているエキスパートを列挙する。
単極誘導起電力の出力は、ロータの回転数が上がると指数関数的に出力があがるようです。
高速に動くものといえば摩擦との戦いになることが容易に予想できるでしょう。
電気を取り出すためにブラシの接点なんかあったら摩擦でえらいこったということに・・・
さらに、回転数が上がるというのはただ単に入力するエネルギーが増えたということで、従来の発電機にせよ入力が大きければ出力も大きくなるのは当然の気がしますよねぇ。
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