多摩川ぷう太ダイジェスト
「ぷう子、リュックから領収書がはみ出し気味ですぞ!」
そんなぷう太の忠告には耳を貸さず、
ぷう子は今日もテレビ雑誌チェックに余念がないといったおももち。
「ん〜、今日はデヴィ夫人が・・・」
今日の夕食はぷう子の18番、「ペプシマン炒め」。
こんがり派?
「シーマーン、お〜〜〜い、シィ〜マァ〜〜〜ン。」
そんなぷう太を尻目に、ぷう子は預金通帳とにらめっこ。
「今月も赤字だわ〜。」
・・・と、そんなぷう子を尻目に、ぷう太は
モーニング娘。にゾッコンオネツな御様子。
「やっすぅ〜〜〜〜〜(もしくはやぐちぃ〜〜〜〜)」
移り気で物憂気でそれでいてまったりと舌にとろけるような・・・
そんなぷう太さん、25歳の冬。
もうすぐクリスマスですぞ。
ぷう子「な、なにしてるの!?」
ぷう太「ぅるせぇなハゲー、黒ハゲー。」(ゴソゴソ)
ぷう太「お! あるじゃねぇか。」
ぷう子「あ! それはぴかちうの幼稚園の月謝よ!」
ぷう太「うっせー! ごちゃごちゃぬかすな!」
ぷう子「やめて! 兄さん!!」
ぷう太「ええぃそこをどけ! アルテイシア!」
キャスバル兄さんの真似をして御満悦のぷう太。
ぷう太「10倍にしてきてやる。 今日は出そうな気がするんだ!」
ぷう子「うぅぅぅぅ・・・に、にいさんのバカー! 赤シャツー!」
これが二人のあみ出した遊び、「ダメ兄貴ごっこ」。
週に2回はやる。 ウハウハですぞ。
「ぷう子、友達を連れてきたよ。」
「やぁ、ぷう子ちゃん。 はじめまして、『白い奴』です。 だいじょーV!」
「は・・・はじめまして・・・」
ドキッ!!(そしてジュンッ)
おもむろにVサインをくり出した目の前の男に
ほのかな想い(ゾッコン・ラヴ)を感じたぷう子。 18歳の冬。
つ・づ・く
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