■緋 花■

ノンスケール 食玩フィギュア改造

セガのプレステ2用アクションゲーム『Kunoichi』の
主人公「緋花(ヒバナ)」を制作。
えらくマイナーなゲームキャラでしょうか…

最近買って、ハマっていて、作りやすそうだったので。

一応、緋花というのはコイツです。

大きさはこれくらい。
小さいので細かくて大変。

でも「小さいから多少雑でも目立たない」ってのもある。

コスチュームはエナメル素材っぽかったのでツヤ有りで塗装しました。
いつものように全部筆塗り。

赤(シャインレッド)・白・肌色はクレオスのラッカー。
黒いラインやスミ入れはタミヤエナメル(失敗してもあとから修正できるから)。

額あての四ツ目にはHアイズのガンダム目みたいなのを
黄色に塗ってはめ込みました。

一番迷ったのが背中などの網タイツ状の部分の表現。
ネットで「フィギュアにチュール(網タイツの素材)を木工用ボンドで貼る方法」
とか出ていたので、やってみようかなと思い、近所のスーパーの手芸売り場に
行ったんですけど、目の細かいやつしか無くて…
とりあえず買って帰ったんですけど、いざ合わせてみると
やっぱり目が細かすぎるってのと、あと
面倒度と効果を天秤にかけると面倒度が圧倒的に勝つ
…って感じだったので、やめました。

結局デザインナイフで編目1本1本を筋を入れて、
エナメル塗料を薄めて流してみました。
筋が細すぎて塗料が入り込まなかった…

写真じゃほとんど見えないですね。
肉眼で実物を見てギリギリわかるくらいの感じです。

まーいいか。

うしろ姿。
背中の刀と腰の2本の短刀はプラ棒やプラ板で作りました。
ホントはもっと細かい装飾が付いてるんですけどね、
このスケールじゃ小さすぎるので、かなり簡略化。
背中・腰に接着してあります。
短刀の刃の部分はガンダムマーカーのメッキシルバー。

後頭部から出てるハチマキは0.3mmプラ板で。
丸めてクセを付けて、風になびいている感じに。
針金を後頭部の穴に刺して固定。

りりしい。 そしてセクシー。

「けっこう仮面」とか言わないように。
 

(余談)

ゲーム自体は、2003年に出たもので、前作「Shinobi」の続編。

その「Shinobi」ってのも、元は20年くらい前に出た
アーケード用(セガマーク3やメガドライブでも出た)の
2D忍者アクションで、
プレステ2になって3D化してリメイク。

「難しすぎ」「全然忍んでないじゃん」「セガじゃん」などなど言われてますが
僕は結構好きです。
なぜなら「昔から好きだった」てのもありますが、
「かっこいいから」「慣れれば爽快だから」ですかね。

プレステ2用「Shinobi」の続編であるこの「Kunoichi」も
相変わらず難しくてかっこよくて爽快という、非常にセガらしいゲームです。
 
 

=======↓制作途中↓=======

食玩「実写版キューティーハニー」のフィギュアを芯にしました。

とりあえず、肌と一体化している服類を
デザインナイフで削ぎ落とし、
ペーパーで表面をなめらかに整えて裸状態に。
そこにエポパテでメットや装甲類をくっつけていきます。
(写真の肌色じゃないベージュ部分がエポパテ)

うしろにあるのがビデオテープです。
だいたいの大きさがわかってもらえるでしょうか。
缶コーヒーの190ml缶くらいの身長です。

ヘルメットはかなり細かい作業。
ゲームの説明書を見ながらシコシコとナイフで削っていきます。
鼻・口部分は塗装でマスクをしているように処理します。

目は食玩のまま。
なのでサトエリってことになりますね。
実写版「Kunoichi」てのがあればサトエリがやればいいかも。

ゲームではもっとキツい目なんですけど、
ここ修正入れて、もし失敗したら、どうしようもないことになっちゃうので…
人形は顔が命ですからねぇ。

「似てない」と「失敗して変な顔」なら、「似てない」ほうがマシ。

モモ側面の重なり合った装甲もナイフで細かく…

なんか裸みたいでエロいですが、
実際は白いタイツというか、ピッタリしたインナーを着てますよ。
ケツもムネも白く塗りますからね。

刀類はプラ板などで別途制作。
 

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