ビデオ「劇場版機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙」を観て
久々に作りたくなったので。
コアブースターのキットを買うのは、多分これが生涯3〜4回目だと思うんですが
これまではそんなに…僕は根っからの「モビルスーツ好き(連邦の)」なので
飛行機とか戦車のプラモにはそんなに惹かれないんですよね。
動かせないのがつまらないというか…
でも今回は珍しく、というか「そろそろ作ってみようかな」という感じで。
制作はほぼ素組み。 プロポーションは良好です。
改造というか、今回は
■コアファイター部分をバンプレスト・プライズの
「1/144ガンダムver.Ka」付属のコアファイターに変更。
■羽根関係のエッジを薄く削る。
■主バーニア(両端の2個)を別モノに変更&バーニア周辺をディテールアップ。
■ジャンクパーツでスタンドを制作。
これくらいです。
見づらいですけどタンク部に「006」と。 セイラ機です。
コアファイターはHGUCガンダム付属のモノに替えるのが主流だと思いますが、
僕が今回使ったのはバンプレスト・プライズの
「1/144ガンダムver.Ka」付属のモノを、尾翼切断&主翼を切断して折り畳んで接着したもの。
なんでこのプライズのかと言うと、キャノピーがスモーククリアだったので…
キャノピーがクリアと言うと、食玩「ガンダム・クロニクル」第1弾の
「ガンダム・シャアゲル・コアブースター」のヴィネットのが
中にセイラが乗ってるとこまで再現されてていいんですけど、
なんか僕捨てちゃったみたいで、探しても見つからず…
アレ確か大きさも丁度良かった記憶が。
でもこのプライズのも、これはこれで
コクピット部の盛り上がりが独特なプロポーションだったり
ダクトのフィンの造形が良かったりでなかなかです。
このアングルがかっこいい〜。
今回の目玉、バーニアのゴチャゴチャが渋いです。
中央4門のバーニアはキットのモノ(フチを削ってシャープに)。
バ−ニア周りをディテールアップパーツやスプリングや真鍮線でデコレイト。
左右2門の主バーニアは、ネットでコアブースターの作例を探している時に
Ma.K.(マシーネンクリーガー)のファイアーボールのバーニアを
使っているのを見つけて、僕のジャンク箱にもたまたまあったので真似。
なんかかっこいい〜。
塗装…僕が飛行機モノとかスケールモデルとかを作らないのは
「グラデ塗装ができないから」ってところも大きいです。
飛行機関係はグラデじゃなきゃノッペリしますからねぇ。
エアブラシ持ってないし、筆塗りもベタ塗りしかできないし…
でも今回はちょっと荒技で挑戦。
『コピックマーカーでグラデ塗装』
コピックとは、イラストなどを描くのに使うアルコール系のマーカーです。
画材屋で売っています。 詳しい事は検索して下さい。
今回使ったのは、マーカーの先が筆状になってる「コピック・スケッチ」というマーカーです。
1、まずはブースター部本体を普通にプラカラー(グンゼMr.カラー)で塗装。
(今回は缶スプレーを使いました)
2、完全に乾かしてから、モールド部や角張った部分などに
コピックの水色系やグレー系のマーカーでバーッとそれらしく塗る。
素のキットにコピック塗っても、表面ツルツルでインクが乗らないんですが、
塗膜の上からだといい具合にザラザラしてるのでインクが乗ります。
3、そのバーッと塗ったのを、コピックの「カラーレス・ブレンダー」という
いわゆる透明の溶剤がインク部に入ったマーカーで
際をボカしてグラデーションを付ける。
「カラーレス・ブレンダー」はMr.カラーの塗膜には影響無いので安心。
4、最後に再度全体的にMr.カラーの缶スプレーを薄〜く吹く。
…こんな手順です。
エアブラシ持ってない人はお試しあれ。
ちゅうかMAX渡辺も女子プラかなんかでやってたな…
上記1〜3の手順でバーニア部には黒鉄色のプラカラーにブラウン系のコピックで焼けた表現を。
ブースター部前面のダクト、組む前に黒かなんかで色塗れば良かったかな…
組んでからだと塗りづらかったので塗らず。
色合いは前作ったHGUCガンダムに合わせました。
明るい青とオレンジ。
バーニア&ダクトとスタンドは黒鉄色にグレーとブラック少々。
スタンドはブースター部の車輪(前)を付ける穴に接続させるようにしてます。