火曜の夜から左足だけが浮腫んでいるのに老人ホームのスタッフが気付き、 水曜午前、主治医が往診。
「静脈血栓の疑いがあるので、荏田農協近くにある病院に救急搬送する」 との電話をクリニックにいただきました。
昼休みにその病院へ(ジョギングではなくタクシーで)。 造影CT(造影には同意書が必要でした)の結果、左総腸骨静脈に血栓を認めました。 下大静脈フィルター留置術が必要との説明を担当医から受け、 同意書にサインして、あとは妻に任せて、センター南駅に戻りました。
Twitterに15時半、 「午後の診療を通常通り行っております。 母が深部静脈血栓症と診断され、下大静脈フィルター留置術を今受けているか、終わった頃だと思います。 今日の夜の勉強会は欠席するかも知れません。」
とつぶやいたら、 「落ち着いているから勉強会に行くように」とのメールが妻から。 なので、水曜夜は予定通り皮膚科の勉強会に出席しました。
さてここからは、医療従事者ではない親戚(私の兄を含む)向けの説明です。
エコノミークラス症候群、ってありますよね。 長時間足を動かさないと、足の静脈に血栓ができ、 それが肺動脈に飛んで、急死する病気です。
母が受けたのは、下大静脈フィルター留置術。 下大静脈にネットを張って、血栓が剥がれても、肺動脈まで流れていくのを防ぐのです。
14時に始まって30分で終わったそうです。 昨日、面会時間に見舞いに行ってきました。
元気でした。
2014年3月14日の院長ブログ原稿