スペイン語。母音は日本語と同じ5個だけなので発音はそんなに難しくない。

文法もドイツ語ほど複雑ではないので覚えやすい。

ただ、一つ一つの単語が長く早口言葉になってしまいます。それはそれで覚えれば楽しいです。

例えば、通常我々日本人はスペイン語を話すことは出来ません。でも私は少し話すことが出来ます。

というのをスペイン語にすると、

Normalmente nosotros los japoneses no podemos hablar español. Pero puedo hablar español un poco.

ノルマルメンテ・ノソートロス・ロス・ハポネセス・ノ・ポデーモス・アブラール・エスパニョール。

ペロ・プエド・アブラール・エスパニョール・ウン・ポコ。

やっぱり早口言葉だよね。

主語によって動詞の格変化が英語以上に複雑に変わります。

ドイツ語フランス語も複雑に変化しますが主語を省略することができません。

フランス語の場合綴り字は変わっても発音は一緒とこれまた変な変化なんですわ。

スペイン語は省略することが出来ます。

一つ変わった発音の子音があります。

llとlを二つ重ねた時、日本語のリャとジャの中間的な発音になります。

スペイン料理の代表的なpaella(パエリア)の発音も正確にはパエリャとパエジャの中間的な発音になります。

Me llamo Ayaka, メジャモアヤカ。「綾香です。」 llamoの場合はよくジャと発音される。

文法的に説明すると、 Yo me llamo Ayaka. 直訳すると、私は私を綾香と呼ぶ。主語のYoを省略した形になってます。

スペイン語を勉強していて「これは!」と思ったこと。親族の呼び方がおもしろい。

兄  hermano   姉 hermana

おじさん tio  おばさん tia

おじいさん abuelo  おばあさん abuela

息子 hijo  娘 hija

男の子 niño  女の子 niña

父親 padre  母親 madre

でも、私の両親というのは mis padres 直訳すると私の父親達となります。

英語のようにbrother, sisiter,uncle,auntと覚えなくてもいいから簡単だよ。

ちなみに気象用語で使われるエルニーニョとはこのスペイン語の「el niño」です。

定冠詞のついた男の子、すなわちイエス・キリストのことです。

スペイン語に「Mucho trabajo poco dinero」ということわざがあります。働けどお金少ししかない。といういみです。

愛知万博の時、中南米館で買い物する時に使ってみました。

Discount por favor, por que mucho trabajo poco denero, 働いてもお金少ししかないからまけてよ。

そしたら売り場のペルー人は、

Ha Ha Ha, Japones tiene mucho mucho dinero!  日本人はぎょーさんお金も持っとるがや。

って言われてしまいました。

スペイン語の変わった言い回し、私の両親が mis padres のように

変わった言い回し ブラックコーヒー スペイン語では café solo といいます。コーヒーだけという意味です。

文法的にあまり受け身を使いません。

財布を盗まれた。 My wallet was stolen. となりますが、

スペイン語だと Robaron mi cartera. と彼らが財布を盗んだとなります。主語は省略して動詞の活用が3人称複数になります。

スペイン語には英語のbe動詞に相当する動詞が2つあります。①本来の性質を表すser、②一時的な状態を表すestarです。

君かわいいね、と女性に言う時は①の表現でTú eres bonita. です。じゃ②の表現は使わないかというとそうではありません。

Tú estás bonita con el sombrero. その帽子似合ってるね。 というように使います。


英独仏西とチラッと説明しましたが情報という言葉の発音についてそれぞれの違いを説明します。

赤字がアクセントの位置です。ドイツ語は普通名詞も必ず大文字で始めます。

information インフォメイション(英語)第3音節をメイと発音するのは英語だけです。

Information インフォルマツィン(ドイツ語)ドイツ語らしくツァを強く発音する。

information ンフォアマション(フランス語)第1・2・4音節は鼻母音ですの息の半分は鼻から抜くようにキザっぽく発音する。

información インフォルマシィン(スペイン語)アクセント記号忘れずに。t→c