アイゲッティを使って本を読むために、「ブンコビューア」というMOREソフト(追加ソフト)があります。ブンコビューアは無料で、シャープが運営するホームページ「SharpSpaceTown」からダウンロードできるので、アイゲッティを買ったらブンコビューアをダウンロードしましょう。ところで、肝心の本はどうやって入手するのか。SharpSpaceTownには光文社、講談社、角川書店の各電子書店があります。そこで好きな小説を購入してアイゲッティにダウンロードすることができます。
とまあ、ここまでは「ザウルスで文庫!」のごく真面目な使い方。ところで、ブンコビューアは、電子書店から購入した電子本を表示するためだけのソフトじゃないんだな。ブンコビューアは、テキスト形式のファイルなら何でも表示できます。例えばパソコンソフトの説明ファイルを表示させるとこんな風に
わかってしまうとこれが非常に便利。早速「青空文庫」を訪れてみましょう。芥川龍之介、夏目漱石、太宰治などの作品が、テキストファイル化されて無償でダウンロードできるようになっています。作者の死後50年が経過した著作物は、著作権の有効期限が切れるので、その配布などが自由になる。そのような作品が有志の手によって続々とテキストファイル化され、提供されているのが青空文庫です。気に入った作品があったら、テキストファイル化してくれた有志に感謝しつつ、ダウンロードしましょう。
さて、青空文庫などでテキストファイルをダウンロードするたびに、携帯電話とか赤外線ポート付き公衆電話とかでネット接続しなきゃならんのは面倒だし、お金がかかる。家のMacでダウンロードしたファイルをアイゲッティに転送できたら便利なんだけどな、と思いますね。
アイゲッティにはコンパクトフラッシュカード(タイプ1)という記録装置をセットできるようになってます。ところで、このコンパクトフラッシュカードは、Macintoshでも利用できます。PowerBookなら1000円程度のPCカードアダプタを付けて、PCカードスロットに差し込めば、デスクトップ機ならハギワラシスコムなどから出ているカードリーダー(コンパクトフラッシュカードとスマートメディアカードの両方が読み込めるタイプがお得かも)を使えば、このようにデスクトップにディスクが現れます。
アイゲッティで読みたいテキストファイルをディスクに「」詳しくは「コンパクトフラッシュカードでMacと情報交換」の章を参考にしてください。PCカードが使えるノートパソコンなら700円程度のアダプターを、
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