色鉛筆画とエッセイ
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お絵かき日和


 

びぃんず

お絵かき日和って
きっと晴れた日の事を言うのだろう

と、想像させてしまうかもしれない、けど。

お絵かき日和は
実は、少し曇りの日

*わけ
①紙に影ができにくい
②紙に光がちかちか反射してこない
(色彩そのまま表現できる)
③もし晴れてたら(家の中より)きっと外に出かけたいという気持ちになってしまう!それが無い(集中集中♪)

余談ですが、豆って描いるとなんだか楽しくなってくる。
すごいすばらしい。
描いても食べてもパワーが湧いてくる【豆】

size:ハガキ
 
  
 










 
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アイムリカ


 

アイムリカ

「‥おんなの人にはメルヘンって描けないものなんですよ。。」

ファンタジーメルヘンの個展を開いていた画家のおじさん
(名前忘れた…(≧∇≦))がそう言ったの!!

「えっ、どうして?」
思わず構えて、
それからじわじわ考えたこと‥。

可愛く描かなくちゃ♪そう考える事自体、多分メルヘンの本質から遠ざかっていくんだよね、(メルヘンって媚びたらダメなんだよね☆)

だって{可愛くみせたい(≧∇≦)!のは大人目線なのであって‥メルヘン描くならなら100%天然発光でしょう☆。

‥と、いうような事をさりげなく伝えられたのだった、
としみじみ振り返っています。

*おじさんへ‥
(ごめんなさい、私もおばさんなのだけど)
あの日‥なぜだかメルヘン創作の宿題をもらったような気が(勝手に)して‥
早く仕上げなくては‥と(一人)心にも決めてしまいました。

さて☆☆
私が魅せるメルヘンとは……
副題【リカちゃんと呼ばないで】
主題【アイムリカ】というメルヘン。

○○ちゃんともう呼ばないで!成長過程の男の子は時にこんな風に訴えてきたりします。“ちゃん”は名前じゃない!”

(◎o◎)ホントだ!“ちゃん”ってなんだ?

アイムリカはここからひらめいたのですよ。(^_^)v。
1967年に誕生してもう46年も経つのにずうっと【リカちゃん♪】のまま。
“ちゃん”はやっぱりもういらない!のです、よ。(^_^)(^_^)。
そんな風にリカが話してきたとしたら‥これは愉快☆☆☆。
《360度どこから見てもpeafect直球で可愛い》リカには媚びて可愛く魅せるみせる必要まるで無し。

そんなスカッとした、リカを描いてみたいと思いました。

そんな アイムリカ♪でした。

♪いかがでしょうか♪
size:A4
 
  
 








 
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感動貯金


童(雨)

嵐の中でもきちんと咲いて
わたしがキレイ‥と、  ほめた訳でもないのに
自分ひとりきりでとってもきれいで

―感動したー


そのアーティストの歌を聞いている人は数名‥
わずか数名でも響かせる声は会場一杯‥。
大勢でも少しでも
一人の人の心を満たそうとしていて

―感動した―


こういう感動を忘れずすかさず貯金しておこう
そして必要な時は必ず取り出そう♪


size:はがき
 
  
 












 
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モチーフと画材


あなたは何の鳥?
「透明水彩でしか表現できないものは何か?」
「他の画材のほうが説得力があるのでは水彩で描く意味がない」

これは透明水彩を描く永山裕子さんの言葉でした。
とてもとても、とおってもキレイな水彩画を表現できる方です。
どのくらいきれいかと言うと
《(≧∇≦)!きれい!きれい!キレイ!恐ろしキレイ》

その言葉を◎色鉛筆に置き換えて今日はかっこよく考えてみたりしている。

「色鉛筆でしか表現できないものは何か?」
「色鉛筆だからできる表現は何か?」
「色鉛筆で……色鉛筆で……色鉛筆で‥☆」
size:はがき
 
  
 









 
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才能のチカラ 


象が見た夢


「ある程度塗れたら後は何を描くか?だよね~♪」

こんな話を以前さらりとしていた人がいて‥その時はあまり気にも留めていなかったけれど…。
最近しみじみ頷いてしまいます。

一体どうしたらこんな事思いつくの(^_^;)?
頭の中一体どうなってるの(^_^;)?
という圧倒的な作品に出会ったしまった時…。

《塗る》という手法は意識的に多々あるかもしれないけれど……
《何を描くか?》は、その人の根底から泉のようにコンコンと湧いて来た映像や、ふとした拍子に目の前に3Dのごとく飛び出してくる無意識のチカラなんじゃないかと思えてしまうのだ。

無意識なのにチカラがあるなんてスゴい!!
チカラと才能。
チカラが才能。

マッチ箱の象はいつも2つの事を考えていました。
一度でいいから自由に走り回ってみたい
一度でいいから長い夢を見てみたい
‥象が夢を見ていられるのつかの間の炎の間
もし明々と炎が闇を長く照らすなら‥
僕は誰かの夢を紡いであげられるのに。

size:F20
 
  
 





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童という字


童(雪)

昨年の暮れに或る人が
「童話をいずれ出版しようと思うんです。」
というような話をしていて、
なんだか夢のある話だし、何よりまず素晴らしくステキな
イラスト☆を描かれる人だったので具体性もあり
「とても良いんじゃないの」と応えたのです。

年が開けて…
また或る人から届いた年賀状にはこう書かれていました。
「あなたには童話の方が合っているのでは?」
ふと思う所もあったのですが、考えてみるのは保留にしました。

またまた何日か過ぎて…パソコン検索をしていたら、
やっと気に留めていた色鉛筆画家が判明し、
その方が最初に頂いた賞が現代童画展大賞だったことが
解りました。

ここで初めてわたしに年末から“童”の字が一貫して
降り注いでいた事実に気づきました。

そうして描いたのが“赤い帽子の女の子”
とても気持ち良くサラサラ描いて(人体のバランスや色のはみ出しも全く気にせずに…)

こんな気持ち的に自由な描き方は初めてだけど
これはこれでアリ?と想えた瞬間だったのです。

size:はがき
 
  
 






















 
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目がどんどん浮きあがってくる


童(風)


観音像を彫る人がいて
どうして印も何もつけず彫る事ができるのか不思議で不思議で
たまらず聞いてみたら
「だって形はもうそこにあるから・・・」
そんな風に答えてくれて‥
《そんなばかな》と思っていたけれど

最近
顔をかいて
目はどこかな‥って考えていると

紙から
瞳が
染みだすように
浮いてくる。
それまで重ねていた微妙な色を繋ぎ合わせて

紙から
瞳が
どんどん
湧いてくるくる。
size:はがき
 
  
 



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偶然を仕掛ける


童(凩)

或る朝ふいに転んでしまいました。
でもそこでなんともいえない風変わりな花を見つけたのです。
その花を描いたら思いもかけず良い仕上がりになりました。

そしたらその絵をたまたま通りかかった画商が……
というような偶然は
ひょっとしたら

選ばれた誰かの為、絵の神様がその度仕掛けてきた日常の偶然。

重ねてきた失敗も、一つの路に通じる為の百にも及ぶ曲がり路。

そんな事って…
あったらおもしろい!
size:はがき
 
  
 



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