ポンポコ浦澤「東京漂泊三行日記」2000/11/11 〜

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 VOL.1   2000/11/11〜

 1月1日(月) ムンクの落書き
 あけましておめでとうございます。ポンポコの相棒ムンクです! ポンポコがお休みしている間にちょっと落書き
 しちゃうもんね。みなさん聞いてください。ポンポコは昨年夏に挑戦した「49日間日本縦断ダイエット登山」のお
 かげで、体重
が80キロから66.6キロまでに減ったのに……。12月31日に体重を計ったときにはナント77
 キロに! わずか4か月で、10キロのリバウンドですよ。なんてこった。

 ポンポコ浦澤はいつもこの三行日記でクールな社会派をよそおっているけど、いまやブ厚いゼイ肉を身にまとっ
 た食いしん坊オトコになり下がろうとしているのです!

 でも、わずか三行に自分の思いを込めようと、パソコンに向かって書いては消し、また書き加えては削るポンポ
 コの姿を見ていると、気迫が漂っているというか……。毎日エライもんだと関心しています。
 みなさん、今年もポンポコ浦澤の「東京漂泊三行日記」をよろしくお願いいたします。



 12月30日 (土) 2000年はサンキュー。2001年もよろしくな!
 というわけで、年内は今日でおしまい。来年は1月5日から。なるべく身辺雑記的なものでなく、社会的な事件・
 問題に材をとろうと始めた漂泊日記ですが、2000年は考えるのさえ嫌なニュースも多く、ついイージーな話題
 へと目を逸らしたこともあったかもな…。反省します。2001年は更に硬派にハードにいくんで、乞御期待だあ!



 12月29日 (金) ♪ニンゲンなんて、ララ〜ラ、ラララ
 カンパを目的に子犬の足を切る、なんて事件が報道されている。それで思い出したのは、インドのプロの乞食の
 こと。稼ぎが良くなるからと、子犬どころか自分の子供の足を切ったり、目を潰したりするという。社会がどうの教育
 がこうのと言う前に、人間て本来そういう生き物なんだろうな。その自覚があってこそ、愛も実在するんじゃねーの?



 12月28日 (木) 「愛だろ、愛!」 気持は沈むが、あえて正月にオススメ。古本屋にもそろそろ出回ってるぞ
 遅ればせながら、「永遠の仔」(天童荒太著:幻冬社)を読んでいる。幼児虐待をテーマにして、昨年話題になった
 本だ。おかげでこの2、3日ずっと気分が重い。それでも途中で止められないのは、特殊な題材を扱いながら、それ
 を描き切ることで、万人共通のある絶対的な真理に至るという文学の王道を、この本が歩んでいるからだろうか。



 12月27日 (水) 「気に病むな!無理やりベンチャーって手もあるぞ」 byポンポコ浦澤
 相棒のムンクの会社が、試用期間6ヵ月目の社員(29才男・婚約者有)のクビを切るそうだ。いや、特に素行不良
 とかではなく、能力が足りないという理由で…。当然なのかも知れんが、気持のいい話でもない。せめてもっと早く、
 例えば夏の間にでも、見切ってやるのが責任ではないのか。などと、勝手なことも思ってしまう。寒いもんなあ…



 12月26日 (火) 毎年言ってんだよな、来年こそが勝負!だとかなんとか…
 辰吉が復帰するそうだ。「20世紀を振り返って」なんて話題はもうどうでも良いから、何か前向きな話題はないか
 と捜していた矢先。ありがたいニュースである。年明けから本格始動し世界戦をやるらしいが、結果がどうとか言う
 つもりは無い。ただ全力の戦いが見たいだけだ。来年こそは、俺も本当に勝負の年になりそうだから。いやマジで…



 12月25日 (月)
 完敗!有馬記念
 本物のギャンブラーは本命馬券できっちり勝負する─と、何かの本で読んだことがある。昨日の有馬で言えば、
 オペラ─ドトウのFLだ。中山からの長い帰り道、50万の1点買いで160万懐にした人の、奇妙に冷静な声を雑踏
 の中で聴いた。同じオペラを軸にしつつも、半端な中穴に5点流して完敗した俺。底の浅さを、また思い知らされた。



 12月24日 (日) クリスマスの思い出: ようこそ我がドクダミ荘へ(下)
 そう、黙って作業をしていれば、世間とは無関係にイブをやり過ごせるはずだった。だが、その時電話がイヤな音を立
 てて鳴った。「あの、行ってもいいかな」スタッフのKだった。「ケッ、下らねえもの買って来やがって」手土産のケーキを
 見て相棒が吐き捨てた。そしてまた電話が…。Yだった。またケーキが来た。「…ここは、ここは孤児院かああああ」(終)



 12月23日 (土) クリスマスの思い出: ようこそ我がドクダミ荘へ(上)
 イブにケーキを3個(3切れじゃなく)食べたことがある。その頃、俺は米屋の2階の月1万8千円のアパートに相棒
 と二人で住んでいた。俺達は自主映画を作っていて、金も女も、未来の展望も無い学生だった。それでも安売を1つ
 買ってきて、ケーキくらいは食べた。テレビは無い。あとはお互い口を閉じ、黙って編集作業でもしていれば… (続)



 12月22日 (金)
 ニッポンがどうなろうと、知ったこっちゃねえ!と思っていた俺だったのに…
 旅行先の海外で、ニッポンから来たと言うとホンダだのソニーだのオシンだのと並べられて、大袈裟なほど誉めら
 れた経験はないだろうか?別に自分が偉いわけでもないのに、それでちょっと気分が良くなったりして…。その意味
 では、俺はニッポンという国に借りがある。この国は没落していくらしいが、俺に何か出来ることはないだろうか?



 12月21日 (木) プラス思考、プラス志向
 どういうわけか、この歳になって歯が生えてきた。親知らずである。ひどく痛いのだが、やや嬉しくもある。とにかく
 まあ何にせよ、産まれるとか育つとか、成長するというのはめでたいことである。牛乳を、毎日1リットル飲んでいた
 思春期の頃の気合い!勢い!が、再び自分に戻ってきたと考えたい。…いや、考えることにしよう!



 12月20日 (水) 祝、横浜FC J2昇格! 俺もちょっとだけ鼻が高いぞ
 横浜FCがJ2に昇格した。サッカーのサポーターというと、「ただ熱狂するだけのバカ」と思われているふしもある
 が、ソシオを導入した手法といい、この成果といい、お見事である。実は横浜FCの立ち上げ当時、その挑戦の意義
 と新しさに注目した俺は、特集記事を組もうと企画書を出したことがある。編集長には鼻で笑われてしまったが…。



 12月18日 (月) 嗚呼、デパートの大食堂のオムライスが懐かしいな
 昨日トイザラスのネットショップで、甥っ子にクリスマスプレゼントを買った。実は日曜にも新宿に出て捜したのだが
 どこも品揃えが少なく、満足できるものが見つからなかったのだ。中には「オモチャ売り場は閉鎖ました」(三越)
 なんて所もあったりして。「デパートにオモチャ売場が無い!?」─またしても時代に取り残されていた、俺だった。



 12月18日 (月) 有馬記念に向けて、GO!GO!
 朝、駅まで行きスポーツ新聞を買う。電車に詰め込まれるスーツ姿の人達を尻目に、くわえ煙草で競馬欄を開く。
 なんだか不良みたいでカッコいいな。子供の頃、昼間からジャンパー姿でフラフラしている、自分の父親とは違う
 種類の大人の男に憧れたものだが、俺も遂に、そういうオジさんになったんだな。子供達よ、俺に続け!なんてな。



 12月17日 (日) ボディコンで扇子を振回してたネーちゃん達が、なぜか懐かしい俺
 昨日新宿に出て思ったのだが、“静かな年の瀬である。去年から続く世紀末というキーワードにも飽きて、日本人
 はどうやら、このまま馬鹿騒ぎ抜きで21世紀を迎えるつもりらしい。いいことだと思う。今、実は最近話題の“そばめ
 し”を食いつつ書いているのだが、確かにうまい。ほっとする味。そうだな、確かにこれが世間の気分なんだろうな…



 12月16日 (土) ちったあ俺の気を察しろよ!ボケっと固まってんじゃねーよ、この馬鹿チンがっ!
 Webショップ構築の関係で、最近無謀にもCGIと格闘している。ごく初歩的なプログラムなのだが、つい一年前まで、
 @を「aの変なの」と呼んでいた俺には滅茶苦茶ストレス!とにかく1から10まで、全てを指示してやらないと何1つ
 仕事をしくさらない。例えて言うなら、物凄く察しの悪い後輩と無理やりコンビで仕事させられてるって感じ。参るよ。



 12月15日 (金)
 競馬場で会おう!
 ところでイブだが、皆さんどうお過ごしの予定だろうか? 完全無視も不自然だし、かといってクリスマス・ディナー
 なんぞ食ったら金をドブに捨てるようなもの。毎年困んだよな。ところが今年は日曜日、…そう、有馬記念である。
 久しぶりに競馬に出かけて、勝てば豪遊、負ければセブン・イレブンのおでん
!悪くない選択じゃねーかな。


 12月14日 (木) ストーカー保険!なんて御時世
 恋人に
新しい男が!逆上して車で轢き殺す──最近ほんと多いっすね、この手の事件が。子供の頃から何でも
 かんでも我侭がかなった「僕の思い通りにならないことは許さないぞ」ちゃんの犯行なのか、それとも食い物でも
 悪いのか…。とにかく基本的には豊かさが産んだ病なんだろうな。ず〜と貧乏、未だに貧乏で、あ〜良かった、俺。



 12月13日 (水) まだやってんのな、アメリカ大統領選って
 報道を見ていて驚くのは、AがダメならB、BもダメならC、Cもダメなら…と、
とにかくありとあらゆる事態が法律で
 定められているということ。さすがアメリカ!って言う人もいるんだろうけど、なんだかな。結婚する時に、同時に
 離婚する時の慰謝料の計算方法まで取り決めておく国の悲哀、あるいは滑稽って気も、ちょっとしちゃうんだよな。



 12月12日 (火) 突如、人情家になった人たち
 羽田空港の再国際化が、徐々に話題になりつつありますね。「便利でいい」という扇大臣に
反発する人は、政治家
 も役人も、こぞって「成田移転の経緯(退去させられた農民の涙や血ってことだろうね)を理解しているのか」って
 言うけど、なんだかな。そんな情緒を、一切無視してきたのがニッポンじゃなかったっけ? 都合良過ぎんだよな。



 12月11日 (月) 挑戦の尊さ
 ローマの中田が久々にリーグ選先発出場した試合の映像を今朝チラリと見た。長くて数分のニュース映像では
 編集次第でいくらでも事実を捻じ曲げられるわけで、注意が必要だが、惜しいゴールを外して悔しがる
姿が続け
 て三度映った。本気が伝わってきた。ペルージャに居た方が…などと、半ば思いかけていた自分を、反省した。



 12月10日 (日) 時代はめぐる でもどっちに?
 昨日原宿を歩いていると、ガーン!発見してしまいました、book-off 原宿店! こんな所にあったのか。それにして
 も広い、デカイ、堂々としてる。品揃えも豊富で、数年前の売れ線の本が100円均一で
バンバン出てる。つい嬉々
 として俺も10冊くらい買ったが、少し複雑。原宿に古本屋なんてな、高校の頃のことを想うと、考えられないよな。



 12月09日 (土) ようやく消費の動向が気になってきた起業家
 ところで皆さんにお訊きしたいのだが、景気って少しは良くなってるんでしょうか? 恥ずかしながら、生涯一度も
 景気が良かったことがなく、同じ会社で二度続けてボーナスを貰ったこともない俺には、景気が良いの悪いのと
 
言われても、いまいち、というか全然ピンとこないんだよね。ご意見、お待ちしております。 yes@asian-t.com


 12月08日 (金) ハンバーガーみたいな恋 vs 含羞の心
 「聖子さんの正直な生き方が好き!」なんてバカ女が言い出しそうな報道が、また飛び交ってますな。
 不倫も離婚もいい加減な結婚も、別に悪いとは言わんが、しかしなぁ〜なにもあそこまで堂々とすることないん
 
じゃないの。自分を恥じつつ、でもどうしてもって恋の方が、侘びも寂びも味も、ずっとあると思うんだけどなぁ…


 12月07日 (木) 合掌。ダイエットの教祖死す!
 死んじゃいましたね、鈴木その子さん。恥ずかしながら、俺もやってました『その子の減量法』。姉貴の真似して。
 世界中の大多数の人にとっては、未だに「どうやって食べるか」が最大のテーマなのに、俺ときたらもう20年近く
 もダイエットしてるんだな。減量のために登山までしたりして…。なんか、間違ってる気がするよなぁ、人間として…



 12月06日 (水) 自力本願
 世の中にインネンばかりつけてないで、たまには明るい話題をテーマに──。そう思い新聞を開いた。
 第2次森内閣の発足に1億円の大貫さん死亡ですか…、無理やり明るいと言えなくもないのは、松田聖子に
 新恋人&離婚…。明るい話題は世の中とは関わり無く、ごく個人的に自力でぶち上げるしかないってことですね。



 12月05日 (火) 退屈なのは、時代のせいか、歳のせいか?
 歌舞伎町のビデオショップに爆弾、また17歳の犯行らしい。彼が何故そんなことをしたのか。別に知りたくもない
 し、知るべき立場にもないが、ふと、自分の高校時代を思い返した。仮に選べても、街中が聖子ちゃんカットだった
 あの頃の、17歳を生きたいな、とは思う。まだ多少なりとも、ワイルドな空気や、隙間があった気がするもんな。



 12月04日 (月) ある青年の死
 強盗を追いかけて若い中学校の先生が殺された。とても立派な人だったらしく、心底お気の毒である。だが、
 これから仕入れ等で中南米その他の犯罪多発地帯に出かけて行く身としては、彼を悪い見本とするしかない。
 彼の地では白昼街中でも強盗が見過ごしにされると聞く。悲しいことだが、それも一つの自衛。現実なのである。



 12月03日 (日) ユニクロなら本当に貧乏くさく見えない?
 原宿のユニクロに行ってきた。なんであんなものが流行るのか、さっぱりわからんよ俺は。だって、ちっともカッコ
 良くないじゃん。CMやら立地やらで、お洒落なイメージがあるのかも知れないけど、それだけだよな。ダイエーに
 同じものあっても、殆ど売れないんじゃない? いくら貧乏だからって、俺はあんなもの着たくねーな。



 12月02日 (土) 流行語大賞は決定したが…
 おっはー、自民党の野中幹事長が辞任だそうで。
 「森さんを密室で選んだような印象を与えてしまって、その責任をとって」ということらしいが、なんで今頃?!
 むしろタイミングを計って、泥船から体良く脱出したって感じだよな。意地悪く言うとさ。



 12月01日 (金) 二人のヒーローとバカ
 引退と解雇。昨日カズとストイコビッチがそれぞれに決断の時を迎えた。ちなみに二人とも、俺とほぼ同い年。
 出来ればまだまだ現役で頑張ってほしいが、仮にピッチを去ったとしても、彼らが既に十分誇れるだけの実績を
 残していることも事実だ。ひるがえって俺は、何をやっているのか…。願わくば大器晩成であると、信じたいよな。



 11月30日 (木) 美味いものが食いたかったら…
 北朝鮮ではカエルの飼育が推奨されているらしい。むろんペットとしてではなく、動物性タンパク質確保のため。
 記事を新聞で読んで、ついつい自分でも飼育してみたくなった。貧乏時代の苦痛が今だに忘れられないせいでも
 あるが、何より美味そうだと思ったのだ。スーパーで力の抜けた肉や卵を買うたび、いっそ自分で…とよく思う。



 11月29日 (水) 
気弱な起業家予備軍な俺
 テンポス・バスターズという会社をご存知だろうか?倒産飲食店の厨房器機をただ同然で買い取り転売する今時
 らしい商売なのだが、そこの社長が「儲かり過ぎて怖くてしかたない」とこぼしているらしい。若い頃から
起業・倒産
 を繰り返している彼には今の成功も一時の“アダ花”と思えるらしい。“起業倒産を繰り返す”…恐ろしい響きだぜ。



 11月28日 (火) 曖昧なニッポンの客人
 再びフジモリ氏の話。「いかなる旅人も一夜の宿を請うたらたら泊める」というアラブの教えが、自分の本意だ
 と曽野氏は語った。
元大統領は彼女の家で、サンマとおでんと太巻を食べたそうだ。しかし彼が旅人なら、
 いつかはこの国を去らねばなるまい。「曖昧なニッポンの私」式の結論は、彼には残されていないのだろうな…



 11月27日 (月) 旅に出る理由
 また太り始めてしまった。ここしばらく怖くて体重計にも乗っていない。

 
人が生活を変えたくなる理由にはいろいろあると思うが、俺の場合は腹の周りの贅肉がどうにも気持ち悪く
 なった時だ。…そろそろ、また旅かな?



 11月26日 (日) 命がけの職業
 ペルーのフジモリ前大統領は作家の曽野綾子氏の別荘に潜伏しているそうだ。
あまりに唐突な組み合わせで、
 曽野さんは今度は日系移民ネタで一発当てようというのだろうか、などとつい考えてしまったが、
いずれにせよ、
 「国民を欺けば命さえも危くなる」──政治家って本来はそういうものなのだと、思い出させてくれる話だよな。



 11月25日 (土) 
貧乏でいいじゃないか
 久しぶりに「朝生」なんぞ見て、寝坊してしまった。
田原さんは常に頑張っていると思うが、政治家と日本の未来
 を話し合ってもロクな結論に達しないのは
相変わらずだ。経済がダメになってもいいのか!と脅されると誰もが
 沈黙してしまうからだ。「誇りのために貧乏でもいいじゃないか」と、本気で言える政治家はいつ現れるのか…?



 11月24日 (金) キムタクの結婚に思う
 キムタク結婚! 

 について書こうと思ったんだけど、特に何の感想もないんだよね。工藤静香にも別に思い入れ無いし…

 それより自分の結婚だよな。無理やりベンチャー計画実現で、早くムンクママとの勝負に決着をつけねば!



 11月22日 (水) 男の涙
 昨日おとといと、テレビで下らない政治家の下らない涙を見過ぎて思い出したのだが、最近の
日本人の男は、
 人前で簡単に泣き過ぎるのではないだろうか。「男の子だって泣いていいんだ」という
フェミニスト女史たち
 の洗脳の成果なのだろうが、加藤とか山一とか、あんなものまで許容しちまうと、民族の誇りに関わるよな。



 11月21日 (火) 政治家屋さんの坊ちゃん
 けっ、ふにゃチン野郎が…

 結局のところ、政治が自分の家の商売になっちゃってるんだろうな、あの二代目三代目の坊ちゃんたちは。
 賛否はあるだろうけど、政治以外でも飯の食える石原慎太郎や田中康夫の活躍とは対照的だよな。


 11月20日 (月) 友情ごっこやってんじゃねーよ!
 別に加藤氏のことは好きでも嫌いでもないが、彼を非常識とのたまう自民党の連中は心底キライだ。

 長年の信頼だの友情だの仲間だの、そんなものにはグッと蓋をして、国民のためにヤルべきはヤル。
 それが政治家なんじゃないの? 仲良しクラブじゃないんだから。さて、結果はどうなるんだろうか。


 11月18日 (土) 友達の結婚
 デキたんでしょうがなく…と言って結婚した友達のところに、いよいよ赤ん坊が生まれた。

 別に珍しい話でもないが、身近な友達のことだけに、それで幸せになれるのかと少々心配だった。
 「とにかく子供は、まあ可愛いよ、沐浴なんかさせちゃってさ」と、先日報告があった。…そうか。合掌だな。 


 11月17日 (金) 不慮の事故
 先日のケーブルカー火災で亡くなった女の子が、事故の直前に出した葉書が朝刊(朝日)に載っていた。

 ただひたすら冥福を祈るしかなく、旅が常に孕んでいる危険をあらためて思い知らされるが、
 でもだからといって、家に閉じこもっていられないのが、人間なんだよなぁ…。とにかく合掌。


 11月16日 (木) 半官贔屓
 首相の森さんが、どうやら本当にヤバイらしい。
政局の流れがが一気にそう傾いたとわかると、途端に
 森さんが可哀想になってきた。
「とっとと消えろ、このアホが!」と昨日まで暴言を吐いていたのに…。
 この染み付いた判官贔屓──。俺ってつくづく日本人だよな。



 11月15日 (水) 17歳
 「十七歳がラジオ局をジャックして、俺たちの個性を潰すなって暴れるドラマの企画が出たんだ」

 と友人のTVディレクターが言った。「で、とにかく17歳を集めて話を聞いたわけ、そしたら奴らが言うのさ」
 「何て?」「個性を個性をって、もう飽き飽き、そういうのが一番うっとおしいんだよ。だってさ」…なるほど。


 11月14日 (火) YWARAちゃんの恋
 YAWARAちゃんの熱愛発覚記者会見をテレビで見た。

 恋愛問題でも、やはり彼女は明朗闊達、なにもそこまでと思うほど世間にサービスしていた。立派である。
 だが少々心配にもなった。恋愛って、そもそも明朗でも闊達でも、立派な人が勝つとも、限らないから…。


 11月13日 (月) あのバカを誰が選んだのか?
 日本では首相の交代をめぐって、米国は次期大統領選で、双方いまだに揉めている。

 どちらもお粗末な話だが、それでも米国民の方が、やはり遥かにましだとも思う。
 結果がどうあれ、「自分にもあのバカを選んだ責任が…」と言えれば、多少の諦めもつくと思うからである。


 11月12日 (日) 革命家かドンキホーテか
 日本赤軍の重信房子逮捕で世間が盛り上がっている。

 過去に対する郷愁からか、マスコミの論調は同情半分、時代錯誤の道化と見るむきが半分。
 彼女について詳しくは知らぬ。ただ、信念の人というのは常に滑稽なものだ。それでいいじゃないか。