Case Study Report(前編)

●魅惑の朝マック
 朝マックってのはすごくワクワクする。普段あんまり食べることができないからかなぁ、学生の時も1限終わってフケたってギリギリ11時だからもう通常メニューに変わってしまっていたし。(何年前の話だ) でもレアモノの魅力ってだけじゃなくて、味も悪くないと思うのだ。

 全マックメニューのなかで間違いなく一番ウマイのがソーセージマフィン(断定)。こう、噛んだときにジュワッとくる肉汁とか、4口で食べられるサイズとか、パンがマフィン(これも普段食べない食べ物だよな〜)ってのもイイ。おまけに安い! なんで昼間もやらないのか。少なくとも素バーガー(?)より絶対に美味しいのに、とっても疑問だ。
 そもそもマックってのは(略

 …まぁ、つまるところ僕は「休日の朝マック」ってやつがどうにも好きなので、今回「Case Study」さん主催のツーリングにお招きされたとき、ツーリングの初めにちょいとつまんで行こうと企んだのだ。一人で食べるのも何だから、他の人にも声をかけてみようかな…。
 9時すぎ西湘パーキング集合、東京方面からの人はその前に平塚パーキングに仮集合してから一緒に行きましょう、ということだったので、「東京インターからの人は7時半にインター前のマックで一緒に朝食を食べよう!」と掲示板で呼びかけてみた。

●まちあわせの、まちあわせの、まちあわせ
 名乗りを挙げたのは3名(僕を含む)。まぁ不必要に朝早いわけだし、こんなもんだよなぁ…と思っていたのだけど、フタをあけて見ればドタ参、コソ参(?)も含めて6人も集まった。マックの駐車場にブサが6台も並んでいるのは異様だ(東京インター前だし、人目を引いたことだろう)
 ブサを見下ろす2階席に陣取り、登りたての朝日を浴びながら朝食。初めて会うヒトが半分だけど、バイク乗りでブサ乗りだから自然と話が弾む。これからツーリングだってことを忘れさせるマッタリ進行。あ〜いぃねぇ…、なんかこの日だまりも、ホットココアも、超スロー・モーニングって感じで…(意味不明)


 ようやく8時になろうかというころ、僕らは(しぶしぶ)席を立ちバイクに跨った。次の集合地点まではフリー走行と決め、隼たちが次々と飛び立っていく…。
 僕もシンガリからスタート。もうクルマが多い時間帯だから、市民のスピードで平塚を目指した。

 6羽の隼は、平塚でその数を11羽に増やし、海へ向かう。
 二宮でいったん下道に降りると見覚えのある辺りに出た。近頃はさっぱり足が遠のいてたけど、ここいらはヤめちまった大学からほど近いあたりで。そのころは友達も何人も住んでたし、行ったことのある飲み屋やら(まだあったんだ!)、酔っぱらい運転でビール買いに行ったスーパーやら(時効)、夜が明けるまで飲み続けた海辺とか、いろいろと甘酸っぱい(酒びたりの)思い出が…。黙してバイクを走らせる集団の中で、ひとり胸を熱くしてたり(^^;

 西湘バイパスに入ればすぐが西湘パーキング。ここが本当の集合地点
 隊列を整えると、回り込むようにゆるりとパーキングに進入。先行する隼の小集団を見つけ合流した。

●総排気量19500cc、出力2595馬力!
数年振り、というオリガミ付きのカンパの中、ブサ乗り達がここに集結。
HOCを除けば最強の隼集団ではなかろうか。
恐るべし、Case study…。


…でもこれだけ居ると、「ゴチャ」っとした印象は否めない