概要
本橋成一の映像と坂本龍一の音楽が響き合う「いのちの水」を主題とした美しいドキュメンタリー

【解説】
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 ベルリン映画祭を始め、世界各国で好評を博した『ナージャの村』から5年。写真家・本橋成一と音楽家・坂本龍一と組んで〈泉〉を主題としたドキュメンタリーを完成させた。舞台となる〈泉〉は、1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発(旧ソ連・現ウクライナ共和国)の爆発事故で被災したベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェにある。この村の学校跡からも、畑からも、森からも、採集されるキノコからも放射能が検出されるが、不思議なことに、この〈泉〉からは検出されない。「なぜって?それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。この百年、人間は何の豊かさを求めてきたのだろう。《水の惑星=地球》の強い意志のようにこんこんと湧く〈泉〉は、私たちに“本当の豊かさとは何か”を静謐に語りかける。 (Alexei and the Spring/2002/Color/Vistasize/Mono/104min)

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【スタッフ】
監 督 本橋成一
製 作   小松原時夫/神谷さだ子
撮 影   一之瀬正史
録 音   弦巻裕
編 集   村本勝
撮影助手   山田武典
現地録音   永井重生
スチール   明石雄介
製作補   瀬川敦子
宣伝美術   渡辺寧人
音 楽   坂本龍一
【製作協力】
JCF/日本チェルノブイリ連帯基金

【協力】
ベラルーシ共和国文化省
駐日ベラルーシ共和国大使館

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【配給】
サスナフィルム

【こんな方々からもメッセージをいただいています】
坂本龍一
こんな奇跡のような自然が、チェルノブイリから少ししかはなれていない所にある。 泉の水が、まわりの人も自然も、 全て癒すように、この青年も全てを癒す力があり、 そのことを 村のおじいさん、おばあさんたちは知っていて、とても大事にしている。 地球という惑星に、こんな美しさがある。その美しさを壊すのも人間だし、そこに慎ましく生きているのも人間だ。いつ、人間は幼年期を脱し、進化するのだろうか?
(坂本龍一)

汚染されることなく湧き続ける水のエナジーは、時空を越え、画面を越えて、見る者のなかに転写される。そして動き出す。
(田口ランディ)

この映画を見ながら、ぼくの頭には雪舟の描いた『山水長巻』が浮かんで、それがずうっとついてきていた。
(赤瀬川原平)

老人たちを支えているアレクセイは正に聖者だ。『ナージャの村』にひき続き、本橋成一はまた凄烈な映画を作ってくれた。
(佐藤忠男)

世界中で事件が起こる。不況も襲う。しかし浮き足立つことはない。足を大地につけろ。この映画はそう静かに訴えかけている。
(森まゆみ)

誰も、アレクセイや村人たちを、この泉の村から追い出す権利はない。人間が汚した循環。この映画は、時代の証言としてスクリーンに映写される。
(阿奈井文彦)

悲しみの大地に生まれたこの象徴的な物語が真実だということに私は希望をつなぐ。アレクセイの純な魂に乾杯!
(久田 恵)



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