入院治療計画書(A)

<病名・症状>

虫垂炎 症状より虫垂炎が最も考えられます。虫垂炎の診断は難しいことが多く、また、最近は抗生物質で治る(ちらせる)ことも多いですので、まずは内科で治療します。できれば手術を避けたいと考えています。虫垂炎では、症状の強いとき、膿がたまっているとき、腹膜炎を起こしているとき、腸に穴があいている可能性が高いときなどは、手術をします。外科との連絡を密にしながら治療します。

同じような症状を来す病気としてはその他に、尿路結石、腎盂炎、大腸炎、大腸憩室症、潰瘍、腸閉塞、その他の内臓の病気の可能性もありますので、症状、検査所見を見ながら、病気の鑑別をしていきます。

<検査>

採血・検尿・レントゲン検査など

<治療計画>

点滴治療・薬物療法

<手術予定>

病状により考慮します

<推定される入院期間>

今のところ1-2週間程度を考えていますが、治療の反応によって変わります。

<その他>

合併症(余病)などについての説明は、補足v1.1に書いてあります。一通りご覧いただいた後、入院治療計画書(病院書式)にサインしてください。