タミフル予防投与

 

平成168月より、要件を満たせば、インフルエンザ治療薬(タミフル)がインフルエンザに感染方の同居者に使用できるようになりました。

 

【タミフルカプセル75の予防使用の対象者】

原則としてインフルエンザ患者さんと同居している家族や共同生活をされている方で、インフルエンザに感染したときに重くなりやすい下記の方が対象となります。小児用ドライシロップは使用できません。

 

 @ 65歳以上の高齢者

 A 慢性呼吸器疾患または慢性心疾患患者(13歳以上)

 B 糖尿病などの代謝性疾患患者(13歳以上)

 C 腎機能障害患者(13歳以上)

 

【タミフルカプセルの飲み方】

予防使用では11カプセルを、710日間服用します(原則)。

 

【注意事項:予防使用中に次の症状が現れたら医師に相談して下さい】

急な発熱、悪寒、風邪症状(鼻症状、喉の痛み、せき、たん)。

関節痛・筋肉痛・頭痛・倦怠感・寝込んでしまうような状態。下痢、吐き気。

発疹、口内炎など、普段と違った状態が出たとき。

 

【費用について <自費診療の確認> 】 

タミフルの予防使用では、健康保険を使えませんので、自費扱いです。

当院では、問診、診察の後、タミフルカプセルの処方箋を発行します。

 

【薬のお受け取り <処方箋薬局でも自費扱いです> 】

処方箋薬局(どちらの院外薬局でもよろしいです)で、薬を受け取って下さい。処方箋薬局での薬の費用も健康保険が使えませんので、自費扱いです。