入院治療計画書(A)

<病名・症状>

一過性脳虚血発作(TIA) 脳血管の動脈硬化などにより、一時的に脳の血管が詰まった状態を一過性脳虚血発作といいます。一過性脳虚血発作は高率に脳梗塞を起こします。脳梗塞が起こった部分の脳は腐って(死んで)しまいますのでその部分の機能がなくなってしまいます。

入院していても脳梗塞をおこすことがありますが、入院していた方が、もしもの時の対処が早くできますので、入院治療といたします。

なお、痙攣発作やぼけ症状の出ることもありますのでご承知おきください。

また、体力的に弱っていることも多いですので、心臓病や肺炎などの余病を併発することもあります。

<検査>

採血・CTスキャンなど

<治療計画>

点滴治療・薬物療法・酸素吸入など

<手術予定>

現在のところありません

<推定される入院期間>

2週間程度の見込みです。

<その他>

合併症(余病)などについての説明は、補足v1.1に書いてあります。一通りご覧いただいた後、入院治療計画書(病院書式)にサインしてください。