入院治療計画書(A)

<病名・症状>

食思不振により、全身状態が悪化していると思いますので収容します。

原因の検索は第一ですが、食思不振による脱水や栄養の不良をまず改善しないといけませんので、点滴等を開始します。すでに余病が出ている事も考えられますが、このまま放置すれば、腎臓・心臓・脳などの余病が確実に悪化します。

食思不振の原因は、実に様々です。脳の病気でも起こりますし、胃腸・肝臓・胆嚢・膵臓などの消化器系の病気でも起こります。心臓病の症状が食思不振であることもありますし、腎臓が悪くてもありえます。どこかに腫瘍が存在しているとともあります。体内のホルモンや塩分のバランスが崩れているということもあります。

内科だけでなく、耳鼻科・眼科・女性の場合婦人科の病気でも起こりえます。

何らかの薬の副作用で起こることもあります。

そのほかにも、原因はありますが、患者さん・御家族で思い当たることがありましたら、職員にお申し出ください。

<検査>

採血・レントゲン検査など

<治療計画>

点滴治療・薬物療法

<手術予定>

病状により考慮することがあります

<推定される入院期間>

まず2週間程度を考えていますが、治療の反応によって変わります。

<その他>

合併症(余病)などについての説明は、補足v1.1に書いてあります。一通りご覧いただいた後、入院治療計画書(病院書式)にサインしてください。