入院治療計画書(A)

<病名・症状>

高血圧 軽症の高血圧は外来で管理ができますが、重症あるいは拡張期血圧(下の血圧)が高い場合は、心臓病(心不全、虚血性心疾患=狭心症や心筋梗塞)、脳血管障害(脳卒中)、腎機能障害(腎不全)などの主要臓器の病気が出現する危険が高いですので、入院して安静にしていただいて厳重に治療します。

心臓病、脳血管障害、腎機能障害などに対しては、その都度対応しますが、頭痛、胸痛などの症状のある場合には、ただちに職員に連絡してください。

患者さんのような高血圧の方の中には、二次性高血圧といって、体内のホルモンバランスの異常などによって引き起こされる高血圧もあります。必要によりそちらの検査もしていきます。二次性高血圧の場合には、手術を含めて、特殊な治療が必要な場合があります。

<検査>

採血・心電図・レントゲン検査・など

<治療計画>

安静・食事制限(塩分制限)・薬物療法など

<手術予定>

現在のところありません。二次性高血圧の場合には改めてお話しします

<推定される入院期間>

今のところ2週間程度を考えていますが、治療の反応によって変わります。

<その他>

合併症(余病)などについての説明は、補足v1.1に書いてあります。一通りご覧いただいた後、入院治療計画書(病院書式)にサインしてください。