入院治療計画書(
A)<病名・症状>
気管支炎:症状より気管支炎と考えられますが、全身状態があまり良くないので入院とします。
実際には気管支炎ではなく、肺炎(レントゲンを撮ったとしてもよく見えていない場合)や、喘息が関与している場合もあります。
去痰剤や抗生物質(抗菌剤)などの治療を開始しますが、体力的に弱っている場合には、薬が効きにくいことがありますので、安静と(喫煙の習慣がある方は)禁煙が必要です。
呼吸器(肺)疾患で危険なことは、痰づまりや喀血(肺出血)によって窒息してしまうこと、および、治療に抵抗性のために、現在正常である肺に広がり呼吸不全を起こすことです。喘息が隠れている時にも急に症状が悪化することがあります。いずれの場合も、急死の原因になります。
なお、肺腫瘍が隠れていることもありますので、検査を併せて実施します。
<検査>
採血・レントゲン検査・喀痰検査(痰の出る方)など
<治療計画>
点滴治療・薬物療法
必要により酸素吸入(※酸素吸入をしている方は、喫煙は禁止です)
<手術予定>
現在のところありません
<推定される入院期間>
今のところ
2週間程度を考えていますが、治療の反応によって変わります。<その他>
合併症(余病)などについての説明は、補足
v1.1に書いてあります。一通りご覧いただいた後、入院治療計画書(病院書式)にサインしてください。