入院治療計画書(A)

<病名・症状>

肺結核症(現在、排菌している証拠は得られていません)

<検査>

採血・レントゲン検査など

<治療計画>

薬物療法 →副作用が一番の問題ですので、定期的な採血をいたします。副作用で重毒なものもありますが、治療をしなければなりませんので、副作用を承知で始めることになります。副作用の主なものは肝機能障害・腎機能障害・めまいや難聴などの前庭機能障害・視力障害などがあります。これらは使用する薬剤により異なります。個々の薬剤の副作用は多岐に及びますので別紙コピーでお渡しします。

その点を治療の必要性と副作用について、御本人・御家族の方の理解をいただきましたら、早々に結核の薬(2剤ではRFPとINH、3剤ではRFPとINHとSMなど)を開始します。薬剤師さんにも入ってもらって、薬をご説明します。

RFPという薬を飲み始めますと、尿が赤くなりますが、これは心配ありません。

<手術予定>

現在のところありません。

<推定される入院期間>

今のところ2ヶ月程度を考えていますが、治療の反応によって変わります。

<その他>

合併症(余病)などについての説明は、補足v1.1に書いてあります。一通りご覧いただいた後、入院治療計画書(病院書式)にサインしてください。