入院治療計画書(A)
<病名・症状>
大腸憩室炎
細菌感染症、白血球の増加があります。一般に細菌感染症は気道、肺、消化管、尿路に細菌が入ってしまうことが多いですが、患者さんの場合は、腹部に圧痛がありますので、腸(おそらく大腸)の細菌感染症ではないかと思います。私は、大腸憩室炎を一番に考えております。抗生物質の治療とともに、原因の特定をしていきます。大腸の炎症の場合、下血ということも起こりえます。時に大量下血もありえます。
そのほか、一般的には、体力が落ちていたために起こったことも考えられるとともに、細菌感染症により体力を消耗することも考えられます。従いまして、余病の危険もあります。
検査所見がわかり次第、御本人にご説明していきます。
<検査>
採血・レントゲン検査・など
<治療計画>
点滴治療・薬物療法(抗生物質=抗菌剤治療)
<手術予定>
現在のところ不明です
<推定される入院期間>
今のところ1-2週間程度を考えていますが、治療の反応によって変わります。
<その他>
合併症(余病)などについての説明は、補足v1.1に書いてあります。一通りご覧いただいた後、入院治療計画書(病院書式)にサインしてください。