入院治療計画書(A)

<病名・症状>

肝硬変 肝臓の慢性の障害の結果、肝臓の機能が著しく悪くなった状態が肝硬変です。どの病気もそうですが、病気はかなり進行しないと症状が出てきません。肝硬変も同じです。

肝硬変では、胃炎・胃潰瘍、食道静脈瘤、痔、腹水、肝性脳症、出血傾向、糖尿病、細菌やウイルスの感染症、出血傾向などの合併症が出ることが多いです。また、肝臓癌を併発する率も非常な高くなります。これらのいずれの病態も、元の病気である肝硬変を悪化させる要因ですし、時に命を縮める要因にもなります。

肝臓を守る薬(肝庇護剤)などを使用しながら、病状の改善に努めることになります。

<検査>

採血・レントゲン検査

必要により内視鏡検査・超音波検査・CTスキャン

<治療計画>

薬物療法・必要により肝動脈塞栓術・手術治療

<手術予定>

病状が判明次第、お話しいたします

<推定される入院期間>

病状によりますのではっきり言えません(2週間以上になるのは確実と思います)

<その他>

合併症(余病)などについての説明は、補足v1.1に書いてあります。一通りご覧いただいた後、入院治療計画書(病院書式)にサインしてください。