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ポコダンナのフェンス道場

・ポコ庭「恐竜フェンス」のできるまで

コ庭にパーゴラを作って、満足したのもつかの間。ポコの次なるおねだりは「レンガの道のところにフェンスが欲しい、作ってよぉ〜!」。  言われてみれば、確かに隣のアパートの壁がででーんと迫り、落ち着かないわけでもない。
 パーゴラ作りで木工に目覚めた私は即答で「任せなさい!」
 今回のポコのリクエストは次の2点。
 ・凸凹のフェンスで、お池(水連鉢を埋めて水をはったものを彼女はこう呼ぶ)のところは低くすること
 ・野バラがビヨンビヨンなので、絡ませるトレリス(しかも縦横格子じゃないとイヤ)と付けること。
 この他は私の好きにさせてもらったことは言うまでもない。ここに我流ではあるが、作り方を公開したい。


【その壱】描きまくるべし!

今回の作図はトレリス部分の計算が面倒なこともあって、パソコンを使うことにした。大昔にDOS-VのJw_cadをほんの少〜しだけかじった私は、MacでCADソフトがないかインターネットで探したところ、その名も「Cadintosh」なるソフト(試用ならフリー)を発見!
 なんでもそうだが、新しいアプリケーションは使いこなすまで一苦労。しかもこのCadintoshはJw_cadよりも大変使いづらい(慣れないだけかも?)。なんとか作図して寸法を計測するに至るまでかなりの時間を要してしまった。
 ←今回は、高中低3種類のフェンスを2枚づつ、計6枚作ることにしたが、これは一番高いフェンスの図面で、W1840×H950。ちなみに中はH800、低はH500.。


【その弐】切りまくるべし!

今回もお安く済ませるために、使った木材はすべて「SPF材」。パーゴラ道場では「2×4材」と記したが、ちょっと専門的に書き改めます(今回は1×材も使ったので)。ちなみにSPFは、スプルース(Spruce、米トウヒ)、パイン(Pine、マツ類)、ファー(Fir、モミ類)などの常緑針葉樹の総称です。安いけど、割れ易い、反り、節が多い、ヤニが多いなどの問題があって、耐水性も低いけどそこは塗装でカバー。
 今回作るフェンスの延長は約11m。使う木材も半端な量ではないが、大量の買い物は気分がよかった。
 Cadintoshの図面に基づき電動ノコギリでズバズバ切断し、トレリスをはめ込む切り欠き部分は、電ノコで細かく何本も切り込みを入れる→木槌でたたき取る→ノミで仕上げる、という某木工サイトで勉強した方法を採用。これが実にラクチンで、しかも綺麗に仕上がる。パーゴラのときもこの方法を知っていれば・・・
 ちなみに、購入量は、
 ・2×4材 6f(約1,800mm):20本 @235
 ・1×4材 6f(約1,800mm): 18本 @180
 ・トレリス用 38×19×2,400:22本 @220
 ・2×10材 6f(約1,800mm):1本 @1,365(○○用に400mm使用)


【その参】塗りまくるべし!

木材の量が多いので塗るのも大変。塗装に一番時間がかかると思った私は、ウッドデッキにブルーシートを張り、照明も設置して、雨が降ろうと、暗くなろうといつでも塗装できる場所を設置した。ポコは、そこまでするかと呆れ顔だったが・・・
 狭いながらも快適な「my工作室」で、私は毎日早起きして出勤前の1時間、晩飯後の1時間、雨の日も風の日も塗装作業に没頭した(偉すぎるオレ)。


んでもって、1週間後、やっとすべての材料の塗装が完了!
 ←すべての材料。またもや作業台が大活躍した。
 今回も、アサヒペンのウッドガード外部用という防虫防腐塗料を使用。もちろん 「3回塗り」だ。パーゴラに塗った「ライトオーク」に「ウォルナット」を買い足しツートンカラーにした。2色の塗り分けは私の独断で決めたが、吉と出るか凶と出るかは組んでみるまでのお楽しみだ。
 左下にお約束の品も写っているが、ここでは敢えて触れないでおこう・・・


【その四】組立てまくるべし!

日夜塗装に明け暮れ、迎えた休日。私は朝から組立作業に没頭した。今回作るフェンス構造のポイントは、上部が格子のトレリス、下部が1×材を互い違いにしならせて固定した編み込みになっているところ。この1×材の編み込みはプロの造園家の金井良一という人のDIY本からアイデアを拝借したもの。お手軽な割りにイイ感じです。
 1×材の編み込みにちょっとコツがいるが、あとは木ねじ(コーススレッド)でビシビシ固定するだけ。今回は量が多いのと、組んだフェンスをバラすことはないだろうということで、ステンネジを止めて廉価な鉄ネジを使用(パーゴラのときステンを褒めちぎったのは誰や?)。


【その五】設置しまくるべし!

今回一番悩んだのが、フェンスをどうやって立てるか?という点。理想は基礎を埋め込む方法だが、工事が大変なのと、すでに植栽がされていて大きく掘れないことから、打ち込み式の座金を使用。多少(というかかなり)安定感に不安はあるものの、何とかなるべと見切り発車。
 この打ち込み式の難関は如何に真っ直ぐ打ち込むかということ。そこで私は固定用の自具を作り、お隣のアパートのコンクリート製よう壁(大変助かった)をベースにカケヤ(今回このために購入)で打ち込んだ。これは、超グッドアイデアだ!(自分で言うな。)
 なお、ポコダンナ父母の教えに基づき、打ち込み時はレンガ道のときと同様に「清めの塩」をまいてお祈りした。


フェンスの間隔に座金を打ち込み終わったら、いよいよ設置だ。
 完成したフェンスがえらく重いので、ポコの手も借りて何とか設置完了。
(←この写真はやらせ。ホントは2人で設置)


両端の座金は2×4材用のものを打ち込んだが、フェンス連結部分は前後はピッタリだけど左右方向に多少余裕のある座金を使用した。この遊びもあってすんなり設置できたのだ。
 で、この連結部分の座金を締め付けて固定。また、フェンスとフェンスもコーススレッド(後で配置換えするかもしれないので、ここだけはステンネジを使用)で固定して設置完了。


【その六】完成だべし!

フェンスに捧げた7月の3連休最終日、2004年7月19日(月)10:15、ついに完成だ〜っ!!
一度にカメラに収まりきらないので、まずは前半部分から。
 パーゴラのところから始まり、中・高・低・低・高・中のシンメトリーに設置してある。
 設置するやいなや、ポコがビヨンビヨンだった野バラを絡ませて、「ほらっ、スッキリしたっしょ?」って・・・、フェンスが見え〜ん!


続いて、後半部分。分かりづらいが低いフェンスの前(紫陽花の左下)に「お池」がある。なんと、この「お池」にはメダカが5匹飼われている。
 心配していた強度も背面のコンクリートよう壁の支えもあって、乗っても大丈夫なくらい結構がっちりです。でも、積雪時期は補強しなきゃいけないかな?


くどいかもしれないが、アップ画像を(これは一番高いフェンス)。
 ほら、編み込みがイイ感じでしょ? 格子トレリスとのツートンも自分としては吉と出たと信じたい。ま、ポコも良いと言ってくれたし・・・満足、満足。

 あとは、フェンスの前に好きなもの植えてくれ(もうだいぶ植わっているけど・・・)


【その七】お約束だべし!

さて、見たくないかもしれないが、私にとって肝心のものを紹介しよう。
←ほれっ! 角竜「トリケラトプス」だよ〜ん。
ちょっとずんぐりして可愛くなっちゃったけど、カッチョエエ。


トリケラちゃんの設置場所は、フェンスの終わり。
 ちょうど台所の窓から見えるんだな、コレが。
皿洗いしながらひとりでニンマリしてたら、ポコに冷たい目で見られたし、「コレじゃあ、保育園みたい」って言われたけど、知ったこっちゃあない!



作業中の私

作業中の私

レンガの小道にパーゴラとフェンスができて加速度的に庭っぽくなったが、実はこの奥に狭い菜園などあったりする。まだまだ、作るものがいっぱいありそう! 恐竜用の2×10材もいっぱい余っているし・・・。でも次こそベンチかな?
(2004.07.20 ポコダンナ記)


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