区民響ティールーム

サンダーバードのように登場したピアノ


1999年1月、区民響は定期演奏会としては初めて「横浜みなとみらいホール」を利用しました。このときの演奏曲目はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番他。

コンサートでピアノを使用する場合は当日必ず調律を実施します。通常この調律作業はホールで行い、この間は他の楽器の音出しが厳禁となるため、ステージリハーサルのスケジュールに苦労することろです。

しかし、このホールでは地下1階で調律作業を行うのでスケジュールは全く気にしなくてよいとのこと。はたして地下1階からどのようにピアノが持ち込まれるのか、と思いきや、それはサンダーバードのようにステージ上に登場したのでありました。


バイオリンの座席を一時撤去 バイオリンの座席を撤去すると、そこに大きな穴が開いた。もの珍しげに覗き込む団員。
はるか下方にピアノが見える。この時点では落下防止用のガードが設置され、安全を確保。 はるか下にピアノが
ピアノ上昇1 ピアノ上昇2
あるところまで上昇するとガードが自動的に開く。 たくさんのカメラのフラッシュを浴び、照れるホール職員。

定位置へ移動してセッティング完了。この間約15分。

最新のホールでの演奏経験に乏しい私たちにとって、新鮮な驚きであった。

セッティング完了


Last update:Feb.21 1999
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