区民響ティールーム
個人練習苦労話
《 Fl.Tさんの場合 》

フルートを始めたばかりのういういしい高校生の頃は本当に気にせず毎日家で吹いていたので、大学生になって木造モルタルのアパートで、発表会当日朝10:00に最後のおさらいをしていたら下の家の人が訪ねてきて「今何時だと思ってるの、こっちは寝ているんだから勘弁して」と苦情を言いにきた。男性禁止のアパートだったのにおとこのひとだった・・。世間知らずだった私は泣いてしまいましたね(私にもそういう若い頃がありました)。

そのアパートは二年くらいで出ましたが、そういえば某所の土手で丸の内線のホームにむかって練習したり、実習期間中にどうしても時間がとれなくて病院の敷地で練習して、声帯を腫らして、笛は吹けるけど声が全く出ないという不思議な経験もしました(金管の人は外でよく吹くと聞くけど大丈夫なんですか)。あの頃はまじめだったなあ。

今、指が動くのはそのころのおつり、という感じ。今の練習はもっぱら「イメージトレーニング」つまりCDを聴いて雰囲気をつかむ!?。ただ、弦とちがって降り番があるから練習の日にすこしさらえるかな。オケの曲は高音域ののばしとか、音色の練習はしたいけど近所迷惑になることまちがいなしのフレーズが多い。アパート時代はスタジオでチェロの(!)練習をするついでに笛も少し吹いてました。オケの練習ではなくソロの練習だけど。





Last update:May.03 1998
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