■ 俺の名前は、ヤナギハラ ヨシミツ。 駆け出しのワーウルフハンターだ。 この度、めでたく、100貫の超大物をしとめ、結構な額の報奨金を手に入れた俺は、 メッチャ久しぶりに、夜の街に繰り出した。目的はアルコールと情報収集。 ワーウルフハンターの連中がたむろしてる酒場があり、俺は真っ直ぐ、そこに行った。 酒場の中は相変わらず、大勢のハンターでごった返していた。 ハンターは腰ベルトに商売道具のムチをぶらさげてるんで、すぐにそれとわかる。 なぜか、人狼狩りに使用する武器はムチなんだな… ワーウルフに弾丸が効きにくいかららしいんだが、別にムチじゃなくても、いいんじゃないのか? なんつうか、マニアックさを感じるのは俺だけか?まあ、それはともかく。 賞金狩りの世界では、一躍、時の人となっている俺は、先輩ハンター連中の激励だの、ねたみの視線だのを浴びつつ、まあ良い気分でぐびぐびと飲んでいた。 結構の量を飲み干して、品のない話で、ゲラゲラ笑ってたんだが、気がついたら、憧れのカワミナミ先輩が隣に座って、一緒になって笑ってた。 ああ、カワミナミ先輩…。 核爆弾バディで、ふっくら唇のセクシャルビューティー。バストは多分、1メートルは下らない。 彼女のガードは相当硬いらしいが、若手ハンターは、みんな、なんとか彼女の気を引こうと ヤッキになってる。 俺もまあその一人なんだが、俺は先輩のムネより腰より足よりも、 その、華麗なムチさばきに憧れてた。 一度、先輩の仕事ぶりを遠くから拝見したことがあるが…あのなんの変哲もない皮ムチから、彼女の手により、美しい波の衝撃が生まれるさまは、なんというか、官能的というか…神々しいくらいで、 俺は思わず、手を合わせて拝んでしまった。 先輩に打ち据えられて昇天したワーウルフのオッサンが、羨ましいやら、憎らしいやら。 以来、俺は憧れてる。先輩に。先輩のムチに。 …んで、これはヒミツなんだが、彼女の前にひれふして、打ち据えられたいと願ってる。 そのカワミナミ先輩が、俺の隣に座り、与太話で一緒に笑っていた。 先輩がクツクツと体を揺すって笑うたびに、激烈バストが俺の上腕に触れてくる。 いや、それよりも、先輩の腰ベルトにはさまれた、あの神聖なる革ムチの柄が、俺の腿にグイグイ刺さる。 心臓バコバコ状態になってしまった俺は、理性が吹っ飛び、思わず口走ってしまった。 「アア、先輩、しばかれたいッス、そのムチで。ゼヒにとも。」 言った先から「しまった」と思ったがもう遅い。周りのハンターが、一気に退いた。そら、退くわな。 先輩は目を見開いて、俺を見つめた。そして、ニッコリ笑った。 「いいわよ、ヤナギハラ君。私の前に、はいつくばらせてあげる。」 俺は耳を疑った。先輩が、この俺を痛めつけてくださるッ?! ほんのり桜色に染まった顔で先輩は、俺の耳に唇を寄せて囁いた。 「アナタ、可愛いわ。ヤナギハラ君。お好きなようにしてあげる。」 俺は天にも上るような気分だった。 ああ、当たって砕けろで、何事も言ってみるもんスね!神様、女神様。カワミナミ先輩様!! 「…ただし、ムチシバキ20回の基本料金が3000ダラー。 シバキ一回追加につき、100ダラーいただくわよ。了解?」 …ゲホッ。商売ッスか、先輩?! ■ |
●M願望ありの駆け出しワーウルフハンター「ヤナギハラ君」23歳が再登場。で、願望達成です。オメデトウ〜… って、結局、金、払ったんかい?!(苦笑) ●月に異常が起こり、その妙な月光の影響で突然変異の化け物が、跳梁跋扈している世界。なかでも、一番、タチが悪いのが、ワーウルフ。人狼。昼間こそ、人そっくりですが、夜になると、本性をあらわして。人間を襲う困り者。 、、 ●ワーウルフハンターは、ワーウルフを狩って、報奨金を手に入れる商売。一応、政府の認可が必要で、誰彼がなれる訳ではないのです。ハンターは伝統的にムチを武器として使用。 ●ヤナギハラ君の後のオネエサンは、カワミナミ・チャルカ先輩。26歳。以前、ヤナギハラ君の師匠のもとで修行していたので、姉弟子にあたる人。 ●その華麗なムチさばきと、爆裂なボディーで向かうところ敵なしの、腕利きハンター。女性ハンターの賞金獲得女王。上腕が太いのは、ムチ振りで鍛えたため。 ●ちなみに3サイズは上から103.65.100で、峰不二子チャン以上にダイナマイツ。全て、天然。ヤナギハラ君、ラッキー。
●看板は一昨年、香港に行ったときの写真を参考にしたです。…あの旅行は、強烈だった…。 ●漢方薬屋に閉じ込められたり、入り口はあるが出口がないシルク問屋に連れこまれたり…(^-^; 店の連中、値段交渉とか、商品説明は流暢な日本語なくせして「買わないよ、出口、どこ?出してください〜」っつっても「日本語、ワカリマセーン???」みたいなッ?! 「このままでは、スッポンエキスでマンドラゴラな謎ドラッグとか、セクシーチャイナなゴージャスシルク服とか買わされるのではッ?」と恐かったですが、日本語でわめきながら、なんとか強行突破脱出してみたり。 ●しかし、同じ宿に泊まってた学生二人組みは、必要なさそうな養毛剤を買わされてたです。3万円したとかなんとか…。(^-^; ●Painter5.0+Photoshop5.0使用● ●前回絵が彩度の低い色調だったので、反動で、うるさいくらいニギヤカにしよう…と思い、ごちゃごちゃと、ひたすらチープに塗ってみましたー。目指すはアジアンな古くささ、いかがわしさ、オモチャっぽくて安っぽい色。(苦笑) |