「…貴方のような人を雇うんじゃなかったわ。」
ジェナがつぶやいた。
「自分が女だということを思い知らされる。」


すんごいストレートで、先が読め読めで、ベタなウェスタンドラマって、実は大好きです。
以下、ウェスタンな妄想。(笑)


さすらいの拳銃所持者ランサム。サウスポーな36歳。たぶん独身。身ぐるみ剥がされて、荒野で行き倒れているところを、少年ネッドに助けられ、少年の家(農場)で働くことになる。

ランサムを雇う農場の女主人ジェナ。ネッドの母親。未亡人。27歳。夫は7年前に酒場の銃撃に巻き込まれ他界。
今年8歳になる息子ネッドを育てつつ、
農場を切り盛りしている。

農場とジェナは、大地主でもある悪徳保安官ワイルダーに狙われている。あの手この手の嫌がらせで農場を分捕り、ジェナをモノにしようとする保安官。しかし、ことごとくランサムに妨害される。

当然の展開として、父を知らない少年ネッドは男くさいランサムに憧れたりする。
「ね、母さん、おじさんが、ずっといてくれるといいのにな。」みたいな。
そんでもって、ジェナさんも頼りになる男に、心揺らいだりし
て。プフフ。(笑)

ランサムが農場一家と親交を深めている間、業を煮やした保安官は、「極悪非道・狙った獲物は逃がさない」で有名な三人の男を、農場奪取のために雇い入れる。
ちなみに、3人の得意ワザはそれぞれ、2丁拳銃、ライフル、曲打ち。(笑)


んでもって、その3人は実は、ランサムの昔の仲間だったりして。

ちなみに後ろの黒服のオッサンは、保安官ではなく、ランサムにつきまとう謎の牧師。実は超絶早撃ちガンマンにして、ランサムの兄貴。敵か味方か?たぶん敵。(苦笑)

それは、ともかく、悪い3人は
少年ネッドを誘拐し、農場の権利書を持ってくるように、ジェナを脅迫。観念し、行こうとするジェナを押しとどめるランサム。「俺が行こう」

んで、その後の展開も、もうヨメヨメなので、ご自由にご想像クダサイ。(笑)
当然、ラスト、少年のココロに何かを残し、男は風のようにまた旅に出るのだ。(ありがちですが、こういうのスキっす。笑)


Painter5.0+Photoshop4.0使用

もっぱらペインター。ひたすら水彩重ねです。

線画をキッチリ描いたので、消さないように、透明度高い筆でせっせと塗ってみました。縮小したら、結局、線がつぶれちまいましたが…とほほ。

見た目より、手間がかかってます。割に合わない塗り方だなあ…(^-^;