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「…貴方のような人を雇うんじゃなかったわ。」
ジェナがつぶやいた。
「自分が女だということを思い知らされる。」
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すんごいストレートで、先が読め読めで、ベタなウェスタンドラマって、実は大好きです。 以下、ウェスタンな妄想。(笑) ●さすらいの拳銃所持者ランサム。サウスポーな36歳。たぶん独身。身ぐるみ剥がされて、荒野で行き倒れているところを、少年ネッドに助けられ、少年の家(農場)で働くことになる。 ●ランサムを雇う農場の女主人ジェナ。ネッドの母親。未亡人。27歳。夫は7年前に酒場の銃撃に巻き込まれ他界。 今年8歳になる息子ネッドを育てつつ、農場を切り盛りしている。 ●農場とジェナは、大地主でもある悪徳保安官ワイルダーに狙われている。あの手この手の嫌がらせで農場を分捕り、ジェナをモノにしようとする保安官。しかし、ことごとくランサムに妨害される。 ●当然の展開として、父を知らない少年ネッドは男くさいランサムに憧れたりする。 「ね、母さん、おじさんが、ずっといてくれるといいのにな。」みたいな。 そんでもって、ジェナさんも頼りになる男に、心揺らいだりして。プフフ。(笑) ●ランサムが農場一家と親交を深めている間、業を煮やした保安官は、「極悪非道・狙った獲物は逃がさない」で有名な三人の男を、農場奪取のために雇い入れる。 ちなみに、3人の得意ワザはそれぞれ、2丁拳銃、ライフル、曲打ち。(笑) ●んでもって、その3人は実は、ランサムの昔の仲間だったりして。 ●ちなみに後ろの黒服のオッサンは、保安官ではなく、ランサムにつきまとう謎の牧師。実は超絶早撃ちガンマンにして、ランサムの兄貴。敵か味方か?たぶん敵。(苦笑) ●それは、ともかく、悪い3人は少年ネッドを誘拐し、農場の権利書を持ってくるように、ジェナを脅迫。観念し、行こうとするジェナを押しとどめるランサム。「俺が行こう」 んで、その後の展開も、もうヨメヨメなので、ご自由にご想像クダサイ。(笑) 当然、ラスト、少年のココロに何かを残し、男は風のようにまた旅に出るのだ。(ありがちですが、こういうのスキっす。笑) ●Painter5.0+Photoshop4.0使用● ●もっぱらペインター。ひたすら水彩重ねです。 |